Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

これは便利そうだが自分の用途にマッチするか?

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一昨日未明でしたかAppleさんから新製品の発表があったのは。iMac、iPad Pro、新色iPhone、Apple TV、Air Tagが登場しました。厚さ1cm程度となりとてもスタイリシュなiMacも気になるところですが、モデルチェンジではなく新デバイスの登場という意味ではやはりAir Tagが気になるところ。

Air Tagとは一言で説明すると ”忘れ物防止タグ” の事で、大事なものにこのタグを付けておけばiPhoneのようなAppleデバイスから探し出せるというもの。早い話、スマートフォンを紛失した際GPSを使って探し出せるあの機能がキーホルダーのようなこのタグで実現できる感じ。

ただしその場所の特定に使われる仕組みは少々異なるようで、スマートフォンは一般的にモバイル回線やWiFi接続機能を実装しているため端末の居場所をその通信手段を使って発信できますが、このタグにはモバイル回線やWiFi接続の通信手段は内蔵されておらず唯一搭載されているのはBluetoothのみのようですから、少なくともその通信範囲を超えた場所に置き去りにされた場合の居場所情報発信には何かしらの工夫が必要です。Bluetoothの通信範囲ってせいぜい数十メートル程度だと思いますから、例えばご飯を食べたレストランに忘れてきたものを自宅から直接特定するのは難しいですよね?

そこでこのAir Tagはどんな工夫がされているかと言うと、自身のスマートフォンとの距離が遠すぎて直接通信出来ない場合、赤の他人のAppleデバイスを使って場所を特定するのだそう。例えばレストランに忘れてきたAir Tagの近くに誰か1人でもiPhoneを持っている人がいれば、そのiPhoneを基地局としてiCloudに情報がアップされる事で遠隔地から自身のTagを探し出せるという事。個々のiPhoneが誰かのために協力しあっているという事ですね。

なるほどコレはよく出来た仕組みですね。世界中にiPhoneを持っている人は星の数ほどいるわけですから、よほど山の中に一人で行かない限り大抵の場合は場所の特定が出来そうです。

ただこうしたデバイスは時に悪用されることも考えられます。ストーカーなどの犯罪ですね。人のバッグの中に入れたり車の底に貼り付けたり...。しかしそうした対策もしっかり考えられているようで、もし知らない間にバッグの中に他人がこのTagを放り込んだような場合には、バッグの持ち主のスマホに警告が表示されるそうです。「あなたの近くにAir Tagがありますよ」って。なんならAir Tagから音を鳴らすことも可能なようなのでどこにあるのか特定することも出来るとの事。ただしAir Tagの持ち主が近くにいるときはアラートは表示されず誤動作はしないんだとか。よく考えられていますね。

私ならこう使う!を考えてみました。

このAir Tagを常に車に積んでおいたらどうだろうと。そうすれば巨大駐車場などで自分の車がどこにあるのか分からなくなった時にも簡単に見つけられそうですよね。しかしですよ、持ち主が近くにいない場合は付近にいる他人のスマホ画面にアラートが表示されたり音が出たりするんじゃなかったでしたっけ? よくよく考えてみると自らのiPhoneの近くに置いておかないと他人に迷惑を掛けてしまうって事ですか?そんなはずないですよね? しばらくユーザーレビューなどを拝見し様子を見ようと思います。

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