Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

小さなカメラにもぜひ手ブレ補正機能を

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All Photo by inos

ボタンが一つ壊れているので操作に難ありなFujifilm X100S。クラシカルなデザインがお気に入りで尚且つ持ち運びに便利なサイズ感だからしてスナップ撮影に最適なのは間違いなし。

ここ数年はSony α7RⅡがメインカメラとして活躍しているためX100Sの出番はかなり少ないのですが、どうしても荷物を減らしたいがiPhoneのカメラだけでは心許ない時、例えば先日の尾瀬トレッキングみたいなシーンではコンパクトなわりにそこそこの画質で撮れるX100Sの長所が活きてきます。まああまりトレッキングにこうしたクラシカルなカメラを持っていく人は少ないでしょうが...。

ただこのカメラ最大の欠点は手ブレ補正が付いていないこと。最近じゃどのメーカーも露出値にして4〜5段分くらいの手ブレ補正機能が当たり前だというのに、このXシリーズには未搭載。

仮に4段分の補正機能が付いていたら、ISO1600で撮影しなければならないような暗いシーンがISO100で撮れるということですからノイズレベルが1/16に抑えられるということです。もっと言えば同じカメラを16台持っていって同時に写真を撮り、後処理で加算平均合成をしたのと同等ですから、手ブレ補正機能付きカメラを1台持っていきますか? それとも未搭載カメラを16台持っていきますか?という選択。本当にこのカメラがコンパクトで持ち歩きやすい!と言ってしまって良いのか疑問が湧いてきます。

富士フィルムさん、せっかくいいカメラ作っているんですから手ブレ補正機能だけなんとか載せられないものですかねぇ?

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