実家からそれほど遠くない距離にある親戚に会いに行くなら大変お世話になった叔父さんが他界したあの時だったはずなのに、そこにコロナの影響があったとは言え1年遅れの今、自らの結婚の事後報告がてらなんてのはこの上なく不躾な話です。

それでもそんな私を温かく迎え入れてくれた事に心から感謝しないといけませんね。振り返れば10年ぶりの訪問でした。

声を聞くだけであの頃が蘇ってくるのにそこに思い出話が重なるのですからそれはもう懐かしいというより居心地の良い場所に戻ってきたかのよう。この歳になると人との繋がりや思い出から感じるぬくもりというものが分かるようになるのかもしれません。

あの頃の記憶を今そう感じるように、今の出来事を将来同じように振り返る時が来るとしたら、不躾とさえ思えた今日だってまた笑って思い出せるのかもしれません。今という時間はいつだって貴重なものですね。