Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

だからLIVEは感動する

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All Photo by inos

私ぐらいの世代には ”渋公” (渋谷公会堂)という呼び名がしっくりくるのですが、今は渋谷C.C.Lemonホールですね。

今日は昨年12月以来の植村花菜さんのLIVEに足を運びました。昔と違い今はLIVEでもシーケンサーが走っていて、人が演奏する生楽器の音をそこに被せるようなスタイルが一般的、場合によってはボーカルさえもテープ出し(今時テープは使いませんが)なんて事もある音楽業界ですが、植村花菜さんは勿論全てが生演奏、時にはギター一本で歌い上げますから、デジタル仕掛けの毎日に忘れかけていた音楽の本質のようなものを思い出させてくれます。とは言え、ギターのスペシャリストというわけではありませんから、私のように ”人に聴かせるほどでは無いがギターは弾ける” という人にとって、返ってそれが庶民的なアーティストとして親近感が湧くんですね。

LIVEはなるべく本人の近くで...という人も多いと思いますが、私はどちらかというと音を楽しみたいタイプですので、ステージとの距離よりも、いかに会場センター付近の席かが重要なのですが、今回に関しては6列目やや下手(左)寄りでした。仕事仲間に協力して頂いて確保できたポジションですから感謝です。

演奏に使用していたギターは恐らく、Gibson B-25、Gibson J-45、Martin OOO-28、YAIRIのガットギター?、Fender Stratocaster。どれも世界的に有名なモデルですが中でもJ-45 REDは珍しいようですね。私も知り合いにJ-45を借りた事がありましたがボディの鳴りは素晴らしいですね。それでいて高域もぼけないというか。聴く人よりも弾く人が感動してしまうモデルです。今日のLIVEではB-25のほうがエッジが立って聞こえて存在感がありましたが、LIVEではその辺り、ギターのモデルの違いよりもピックアップやPAの音作り次第で大分変わるでしょうから一概には言えませんね。J-45の活躍のおかげでGUILDの出番が無かったようですが。

植村さんのLIVEは曲や歌詞以外に、そういったギターサウンドやアレンジが凄く気持ち良いですね。トイレの神様しか知らない方は是非Youtubeで ”ミルクティ” や ”ラストランゲージ” を見て欲しいですね。ちょっと違う人に見えるかも知れません。

LIVEが終わった後は会場出口で東日本大震災への募金活動が行われました。やっぱりこうした活動は有名人が行うと効果絶大で長蛇の列になりました。勿論、私だって募金には協力させて頂きました。

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