一週間の仕事を終えホテル暮らしから自宅へと戻ってきた昨夜、最寄り駅前のロータリーに何やら数人の作業者らしき人達が目に入りました。

この時期に駅前で作業と言えば間違いなくクリスマスイルミネーションの準備であり、毎年数日を費やしてセッティングが行われ後日点灯式へと繋がります。しかしこちらのイルミネーション、東京と言っても都心の有名スポットのソレとは対象的で、見るからに素人による飾り付けといった感じで例年仕上がりに関してお世辞にも褒められたものではありません。恐らくですが町内会の有志の手によるボランティアで作られているのでしょう。

でも私はその少し歪なイルミネーションが毎年楽しみだったりします。何ていうんでしょう、温かみが感じられるというかお手製感がそのまま伝わってくるというか、それほど大きくもないこの駅前をなんとか明るい雰囲気にしようという気持ちが嬉しいじゃないですか。

イルミネーションって光ってこそ人目に付きますがセッティング中の存在感はまるでありません。だからこそ人知れずこの作業を夜中に進めるボランティアの人達への感謝の気持を忘れてはいけませんね。今年も点灯式が楽しみです。