Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

楽器を手足のように

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All Photo by inos

音楽好きなら学生時代誰もがバンドに興味を持ち、楽器に憧れ、勇気と金銭面が工面できればギターやベースを購入した人も多いと思います。一般的には中学や高校生時代にそういう経験をする人が多いのだと思いますが、私は少し遅れて専門学校時代でした。

映像や音響を学ぶ学校でしたから、日々刺激的な環境であったことも事実ですが、昔は(もう20年近く前ですからそうなりますね)、”音楽 = 不良の道”みたいな世間の目があって、今よりは足を踏み入れるのに多少の決心が必要だったような気がします。

さて、そんな私、アコースティックギターの音が好きで、初めに購入した楽器はミニエレアコ。その頃から小さい物好きな性格でしたからギターだって小さくて可愛いほうが良いと思っておりました。実際はフレット幅が狭くて弦は押さえ辛いですし、第一ボディーが鳴りません。ライブを行わない自己満足の世界になぜエレアコを選んだのか?完全に見た目重視でした...。その後何本かのギターに出会って今はYAIRI 100RFがしっくりきています。

楽器演奏に憧れる人の一番人気はやっぱり今もギターなんでしょうが、エレキギターから入るかアコースティックギターから入るかで、その後の演奏法やフレットの押さえ方は二分するような気がします。どちらかというとエレキから入った人のほうが自由と言うか柔軟な弾き方が出来るように見えてアコースティックギター派は硬くかっちりと弾く傾向が強いですね。音を出す仕組みが違うだけなので弾く人が弾けばどちらもそれ相応の弾き方ができるのでしょうけど、ロックとジャズの違いとか、その人の音楽に対する憧れやルーツが演奏法に出やすいのだと思います。 私のように根っからのアコースティック派で入った人は、エレキを弾くと音が上手く止められないですね。いかにいつもローコードばかり使っているかということですが。

そんなギターの音色好きな私が最近はまっているギタリストが古澤剛さんです。オリジナル曲やカバー曲がYouTubeに沢山アップされていますが、そのギターテクニックときたら凄いですね。初めはあまりに気持ち良い演奏に見惚れて数時間が経過してしまいました。ギターが上手い!というとすぐに速弾きみたいなものが想像されますが、古澤さんの演奏はそういうことではないんですね。正にギターだけで音楽を表現しているような、演奏そのものではなく楽曲としてのまとめ方が抜群に気持ち良いです。大分から上京してまだ1年位らしいですが、日本を代表するギター奏者となるのは眼に見える気がします。 5月にはLIVEがあるそうですからスケジュールが許せば足を運ぼうと考えています。

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