Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

音は見るのではなく聴くものだから

, …
By
All Photo by inos

私が学生の頃と比べると、今はめっきりテレビの音楽番組が少なくなりました。全く無くなったという訳ではありませんが、バラエティ要素を多く取り入れてなんとか視聴率を稼ごうとする必死さが伝わってきます。CDの売り上げやダウンロード販売が伸び悩む現状で、売れない曲をテレビで取り上げても視聴率は取れるはずもなく、なおさらマイナーな曲は露出のチャンスを失い、ますます売り上げに繋がらない...。完全なる負のスパイラル...。

一方で夏フェスに代表される野外音楽イベントは年々注目を浴びチケットすら入手困難なんて状況です。この相反する現象はいったいどんな方程式で結論付けられるのでしょうか?

近ごろ私はインターネットラジオを聴く頻度が上がっています。スマートフォンにネットラジオアプリを入れておけば万全です。手持ちの音楽データ6,500曲にもそろそろ飽きてきてしまったという事もあるのですが、”ラジオで流れる偶然” っていう楽しみ方がある思うのです。たまたま今聴きたかった曲が流れた...という偶然は少ないのですが、街の景色を見ながら聴こえてくる曲はなんだかその場の雰囲気を作りますし、ドライブしながら聴く音楽にはなぜかパーソナリティの曲紹介があったほうがしっくりきます。そこに続く曲はむしろ知らない曲の方がマッチングが良かったり。

流行とか話題性とか、それがテレビなら華やかさとか、年末の紅白歌合戦では最初から最後まで人気アイドルグループのオンパレードだったりする時代ですが、昔の曲にだって沢山の名曲がありますし心落ち着く歌詞に出会う事もあります。音楽番組の少ない今だからこそラジオの存在価値を再認識します。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)