東京に住んでいて、時々実家のある長野に帰ってくると気付かされる事も少なくありません。

今回は ”旗日” について。東京では住宅事情が関係してかこどもの日に鯉のぼりを飾る事も少なくちょっと寂しい気がしていましたが、祝日と呼ばれる日に自宅玄関に ”日の丸の旗” を飾っている姿は殆ど見る事がありません。日の丸を飾る行為には諸々の事情で賛否両論あるのでしょうけど、子供の頃に家の近所で日の丸の旗を見かけるとその日が祝日であるという実感が湧いたのは事実ですし、今日は何の日だっけ？と考えた事もありました。

そうしたごく当たり前と考えていた生活習慣について再認識する事も、それがどんな意味を持っていたのかを考える事も、しばらくの間、生まれ育った場所を離れてみてようやく気付く事だったりするのですね。