栃木観光と言っても、日光の他にろくに名所も知らない私だからして、今回はネット検索にて雨でも行けるスポットをいくつか散策。

ここは殺生石と呼ばれる有名な石が祀られている場所なんだとか。温泉でも有名なスポットだけに辺りは硫黄の匂いが充満しておりずっといると気分が悪くなりそう。

これだけ沢山の岩がゴロゴロしているのですから昔は火山が活発だったのでしょうね。今は遊歩道が作られており、最寄りの駐車場から30分ほどの散歩コースのようになっています。ここに到着する直前まで雨が降っていましたが運良くこのタイミングだけ止んでくれました。

遊歩道の途中に突然現れるお地蔵様。写真には沢山あるお地蔵様のうちの一部しか収めてきませんでしたが ”千体地蔵” と名付けられていますから全部で千体くらいあるのかもしれません。草に埋もれつつも確かにかなりの数のお地蔵さんがいました。昼間見てもちょっと不気味ですから夕暮れ時とか夜に訪れたら相当怖いと思います。

殺生石付近から来た道を振り返ると緩やかな傾斜の向こうに駐車場、そのさらに奥にはこの付近では有名な ”鹿の湯” という温泉があります。我々も入浴のため訪れてはみましたが駐車場が満車で入れませんでした。写真で見る限り、かなり歴史ある温泉施設のようです。

ここが殺生石が見られるポイント。と言いましても、私のように無知な人にはいったいどこが見どころなのかよく分かりません。

wikipediaによれば「付近一帯に火山性ガスが噴出し、昔の人々が「生き物を殺す石」だと信じたことからその名がついた」と書かれており、つまりはここにある石には不思議な力があると言い伝えられてきたということなのでしょう。

写真に撮ってきて後で知りましたが、殺生石と書かれた石碑の奥にロープのようなもので結ばれているのがその有名な石だそうで。二つにぱっくり割れているので、もともとペアだった石同士に掛かるようロープ（縄？）がかけられているようです。

これを見終わった途端にザーっと雨が降り始めたので急足で車に避難。