Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ちょいと広島観光(1)

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All Photo by inos

本日より広島は宮島に来ています。最近は東京にいる時間のほうが短くこうして地方を転々としております。仕事柄これって毎年恒例ではあるのですが、今年は週末を利用して観光も充実させているのでこのブログを見ていると「この人ずっと遊んでいる...」と思われてしまうかもしれませんね。写真が多いので数日に分けて掲載していますからそう感じるのは当然ですが、実際は平日はちゃんと仕事です。

中学や高校の修学旅行で広島の宮島(厳島神社)を訪れる学校というのは多いと思いますが、私が学生だった頃は修学旅行のタイミングで大型台風がやってきた影響を受けこの宮島は浸水被害にあい、結果的に見られなかった思い出があります。なので今回は広島でもこの厳島神社だけは見てきてやろう!と意気込んで早朝のAIRで旅立ったのでした。

我が家から羽田までが1時間半、羽田から広島空港まで1時間半、広島空港から広島駅まで50分、広島駅から宮島口までJRなら30分、トータルすると結構遠いです。早起きしてもここに到着するのは昼過ぎ...。

 

広島駅から電車なら最短で行けるJRを利用し宮島口に到着すると正面にフェリー乗り場が見えます。観光客は皆一目散にそこを目指すので予め下調べなどしていなくても迷うことはないですね。ただフェリー乗り場に着いてからふと思うのです。フェリーが2種類あるけれどいったいどちらに乗ったら良いのだろう...? そう思ったらJRのフェリーに乗っておけば間違いなさそうでした。便数も多めですし走行ルートが直線ではなく弧を描くようなラインどりをしてくれるので海側から宮島の鳥居を見ることができます。もう一つの松大汽船のほうは同様のルートをとろうとするとJRのフェリーの邪魔になってしまうため、見ている限りはまっすぐ進んでいるようでした。

フェリーなんて乗るの久しぶりでしたからちょっとわくわくでしたね。船も奇麗ですし走行中も自由に船内を移動できるので、2階に行ったり3階に行ったり、景色のよさそうなポジションをウロウロ。本当はあまり動き回ると怒られるんですかね。荒波の日にはそれなりに揺れるでしょうから。

到着した島は、さすが世界遺産。島の駅(というのかな?フェリーが到着する場所)がすごく立派。フェリーは10分間隔くらいで運行しているので往路のお客さんがすべて下船すると入れ替わりで復路のお客さんが乗り込んできます。片道180円という格安料金ながらよく働きます!

島に着いて少し歩くとすぐにお出迎えしてくれるのが野放しの鹿。奈良の鹿同様に相当人懐っこく、逃げも隠れもしませんし、ビニール袋や荷物の匂いを嗅ぎつけて近づいてきます。多くの観光客も最初は物珍しそうに頭をなでたり写真に撮ったりしているのですが、あちこちに生息しているので人間のほうもすぐに慣れてなんとも思わなくなります。

 

フェリーを降りてから厳島神社の本殿までは感覚的に1km弱くらいあると思います。道中は右も左もお土産屋さんが続くのでその距離はほとんど苦になりませんが、今日の広島は32℃くらいまでは気温が上がり前日の雨も相まって非常に高温多湿。汗だくになりながら、時にはお土産屋さんのクーラーで涼みながら進みました。

途中、何やら巨大なしゃもじが展示されていて、そういえば広島といえばしゃもじが有名ではあるけれどいったいなぜでしょう?理由までは考えた事がなかったですね。そして誘惑のかき氷店も目に飛び込んできました。ここに到達するまでにすでにソフトクリームを食べてしまっていたのでお腹のことを考えると冷たいものばかりは良くないし...。

そんな気持ちで見ていたら、ソフトクリームの有無に関わらずお腹へのダメージが心配される超巨大サイズのかき氷が手渡される現場を見てしまいました。注文したご本人も手渡される瞬間を写真に収めているという不思議な光景。巨大サイズが有名な氷屋さんなんですかね。シロップも既製品ではなくここで1から仕込んだオリジナル品でした。美味しそうでしたがさすがにそのサイズを一人で食べきれるはずもなく...。

 

日本の歴史に紐づくような観光地といえば外せないのが人力車! 嫌いじゃないですこういう光景。海外にだって同じようなサービスはありますが、日本のはなんだかとても上品に見えるじゃないですか。「どうですかお客さん、完全UVカットで行けますよ!」 と面白い言葉を掛けていたのが印象的でした。しかし乗る人はともかく引っ張る人は大変ですよね。2人も載せて30℃オーバーの夏日の中をひたすら引っ張るのですから...。

明日へ続く。

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