Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

念願の猿島へ渡る(1)

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All Photo by inos

猿島へ渡るには対岸となる横須賀・三笠公園から船を利用します。船といっても上の写真にある戦艦 ”みかさ” で行くわけではありません、もう少し現代的で平和な船がこの向こうに待っています。

戦艦 ”みかさ” の隣にある猿島ビジターセンター。随分立派で綺麗な建物ですね。1階はチケット売り場とちょっとしたお土産コーナー、2階は展示資料館のようでした。中は清潔で広いので出航の時間までのんびり待たせてもらいました。

我々は12:30の船に乗船。この場で知ったことですが、猿島は船の乗船料(1,500円/人)と島への入園料(500円/人)が別々にとられるのですね。2人で行けばそれだけで4,000円、うーんなかなかのものですぞ。

それでも東京湾に浮かぶ唯一の無人島とあって、「行ってみたい!」と思う人は沢山いるのですね。ぼやぼやしていると定員オーバーで乗れないのではないかと心配になるくらいでした。出航の30分以上前に到着していましたから余裕でしたけど。

聞いたところによると、どうしても人数が多くて乗れない時は更に30分間隔で増便が出るそうです。

こちらが猿島へ渡る船。随分立派でかっこいいじゃないですか! ちょっとしたリゾート気分です。正直もう少し小汚くて小さな渡し船みたいなのを想像していたのですが...。これで往復1,500円ならヨシとしましょう。

そしてこの後すぐに乗船となったわけですが、もう乗るわ乗るわ、そんなに乗ったら沈んじゃいますよ!というくらい。でも、この船、定員は290名くらいなのでそれでも十分安全な範囲で運行しているんですね。観光船に関しては今年の知床沈没事故以来ちょっとナイーブになっておりました。

三笠ターミナルから猿島までの船旅は10分ほど。出発するなりすぐに目の前に目的の猿島が現れます(というか出発前にターミナルからも見えています)。

私は数年前にヘリコプターで絶海の孤島と呼ばれる青ヶ島に行ったことがありますが、あの時の感動ほどではないものの、やはり島へ渡るというという行為はちょっとドキドキして陸続きを車で移動するのとは違った楽しさがあります。

船内は2階建になっておりこちらは2階の様子。初めは私もこの座席に大人しく座っておりましたがやはり外の景色が動き始めると、いてもたってもいられず甲板に出て行きました。窓越しの景色も十分綺麗でしたがやはり風を感じながらクルージングを楽しみたいじゃないですか!

穏やかな日だったとは言え多少は船も揺れますから、手すりを乗り越えて落ちないようしっかり足で踏ん張って立っておりました。この船結構スピード出るんですよ。振り返ればまだそれほど遠くない距離に横須賀の街が見えます。猿島って本当に三笠ターミナルから目と鼻の先なんですね。

泳ぎが得意な人ならここまで泳いで渡れるんじゃないでしょうか? 多分怒られますけど。

猿島到着直前の景色。ここが船着場。遠目に見ると小さく綺麗なビーチがあってますますリゾート地?と勘違いしてしまいそうな光景です。でも実際はこの島、その昔日本軍が東京湾を守る要として砲台と弾薬庫を置いていた島。どちらかというと明るくない過去を静かに伝える歴史ある島なのです。

島では何かのイベントが行われるのでしょうか? 至る所にイルミネーションやら現代アートやらが準備されていました。確かに島に渡る前からナイトツアーのポスターを目にしましたのでそれの準備でしょうね。

さて本日は島に渡ったところまで。続きは後日。

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