Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

雨の栃木観光(1)

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All Photo by inos

今回栃木県は那須周辺を目指したのは、日頃の疲れを癒す目的でそこそこの温泉に入りたかった他に、絶対に外せない!と考えていたのが初日のランチにチョイスしたこちら ”古民家 茶屋卯三郎” でのお昼ご飯。

11時オープン14時半までのランチ限定営業なうえに超人気店ですから、東京で同程度の話題のお店を想像すれば少なくともオープン30分前くらいから順番待ちが始まるのは容易に想像が出来、そこから逆算で朝7時半に自宅を出発しました。

お店は決して小さくはありませんがそれにしてもオープン30分前でこの人だかりです。東京だってここまで長蛇の列ができるのはiPhone発売時のAppleストアくらいのものですよね。あちこちにお客さんが集まってきているのでいったいどこで順番待ちをすれば良いのか分からないくらいです。

幸い我々は16番目のお客さんでしたのでオープン時一巡目最初のテーブルに着くことができました。これが二巡目以降になると前のお客さんが食べ終わるのを待って入店することになりますからかなり長時間外で待つことになります。この日は台風の影響で小雨が降っていましたから尚更大変ですね。

店内はご覧の通り、代々引き継がれた歴史あるお店なのか、昔ながらの古民家をリノベーションしてこのようなお店に生まれ変わらせたのかわかりませんが、とにかく昔懐かしい落ち着きある雰囲気です。仕切りを取っ払った店内はお客さん同士の間隔も広く確保されており、多くのお客さんが入っているわりには窮屈な感じはありません。

古民家茶屋卯三郎で人気メニューが ”おこわ” と ”お餅”。どのセットにもけんちん汁や煮物がついてきてこれらがまた最高に美味しいです。どのメニューを頼んでも素朴な雰囲気でありながらかなりボリューミーですから食べきれない分はお持ち帰り容器に詰めてテイクアウト可能。

私が注文したのはお店の一番人気と言われる ”ぽこぺん膳”。けんちんうどんハーフ・おこわ・あんころもち・煮物・小鉢・漬物・デザートがついて、もうこれだけで食べきれない量です。そこへせっかく来たのだからと ”きな粉餅” 単品も追加注文しましたからちょっと欲張りすぎでしたね。

何を食べても懐かしい田舎の味という感じで、お店の人気の理由はとてもわかりやすく表れていました。私としてはお餅やおこわも良かったですがこの筑前煮のような煮物がとても美味しかったですね。インゲン嫌いな私がそのインゲンを美味しいと感じたくらいですから! そこいらのおでん屋さんもびっくりなサイズの大根も味が染みていて最高。それでいて形崩れしていませんし柔らかすぎず絶妙な歯応え!

このお店、東京からもう少し近ければ定期的に通いたいところです。

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