先日YAHOOニュースにもなったジムニー（JB64/JB74）用のルーフテント。カマド自動車という会社がジムニー専用に設計したスタイリッシュなモデル。

現行ジムニーは車内シートアレンジでフルフラットが実現された事で私のように車中泊を楽しむオーナーが増えた印象ですが、例えば2名での車中泊ともなると寝るスペースを確保すれば荷物を置くスペースがなくなり流石に窮屈感は否めず。そこで荷物を屋根に積むためルーフラックを装着する人が多いわけですが、それとて雨が降れば不便を感じるはず。

そこで車1台分の駐車スペースでテントが張れればかなり便利なはず！それがルーフテントの存在意義というわけですね。テントは折り畳めばルーフ一体型となるため走れる移動型テントとでも言いましょうか。

世の中には軽自動車に搭載可能なルーフテントはいくつかのメーカーからリリースされており、形状やサイズ、使用されている素材の違いはあれど共通するのはルーフキャリアの上に載せるスタイルである点。まあそれはそれでメリットもあるのでしょうが、キャリアの上に位置する関係で重心が高くなってしまったり、洗車時はキャリアとテントが邪魔をしてルーフ上面が洗いづらかったりするようです。

それらの問題を解決しなおかつ見た目にもスタイリッシュにデザインされたのが今回のカマド製ルーフテントというわけ。ジムニー専用デザインのため収納時のシルエットは完全にルーフ一体型で美しい！ フロントガラスからテントへ続く曲線はまるでジムニーのハイルーフ仕様みたいじゃないですか！想像ですがキャリアのようなトラス構造が剥き出しにならないため走行時の風切り音なども最小限でしょう。これは実用性を兼ね備えたテントで良さそうですね。

ところでこうしたルーフテントを使った車中泊で2名乗車の場合、実際に寝るのはルーフテントなんでしょうかね、それとも車内に寝てテントに荷物を置くんでしょうかね？ 暑さ寒さ対策としては車内に寝た方が必要な時すぐにエアコンが使えて便利でしょうが、せっかくテントがあるならテントに寝た方がキャンプ的雰囲気は味わえそうです。