Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

CP+でプラスと感じた事 2023(5)

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All Photo by inos

SIGMAブースのデザインセンスの良さは毎回感心させられます。今年は一面のブラックパネルにさり気無いSIGMAロゴ、そして手前には横一列に長く続く両面ショーウィンドウ。

この雰囲気を見ただけで興味がない人でもちょっと覗いていこう!という気にさせられるんじゃないでしょうか。

こちらは3年ほど前に発表発売されたfp。フルサイズセンサー搭載で世界最小ボディでしょうかね。奥行きが少し厚みを感じさせますが確かにかなり小さいです。これはこれで魅力的なカメラですよね。

必要最小限のボタン類は上手くまとめられており、操作性も確かなものです。

欲を言えばこれでFOVEONセンサーだったらなぁ。SIGMAのカメラ=FOVEONのイメージが強いですし、同じセンサーサイズならベイヤー配列と比べFOVEONの解像感は圧倒的ですから私は好きだったんですけどね。現時点で世の中にフルサイズのFOVEONセンサーは存在していません。

こちらは現行機種として唯一入手可能なカメラdp1Quattro。レンズ一体型のため交換レンズを取っ替え引っ替え遊ぶことはできませんが、その代わりセンサー性能を最高水準で活かし切るための光学設計というわけ。実質FOVEONセンサーを搭載したカメラの中でこのdpシリーズが最も高画質だったんじゃないでしょうかね。

ただこの形はだいぶ好みの分かれるところかと。

その昔のSIGMAは安かろう悪かろうな印象で格安レンズメーカーというポジションだった気がしますが、デジタル時代になってからのSIGMAのポジションはちょっと違って、どちらかというと拘り製品をリリースするメーカーに変わった気がします。

レンズ鏡筒はオール金属製でレンズフードもしっかりしたもの。表面のアルマイト処理も高級感があり明らかに安物とは違う存在感。むしろ各カメラメーカーの純正レンズより高そうに見えますからね。

その代わりと言ってはなんですがどのレンズも大きく重いんです。金属素材ばかりで構成されているので仕方ありませんが、20mmレンズでも1kg超えとかありますから驚きますよね。

写真が好きな人なら一度は考えた事があるんじゃないでしょうか? 自分のお気に入り写真をどうプリントしようかと。

私も何枚かの写真はB2サイズでプリントしてありますが、横幅80cm近くもあるプリントなので自宅に飾ってあってもちょっと大きすぎて壁の一部になっているんですよね。大きなプリントには他には変え難い迫力と没入感があって良いのですが、もう少し身近な感じのサイズ感でまたお気に入りの写真をプリントしてみたいなぁと考えているところ。

会場にはいくつかのペーパーメーカーが出展しており、実際に手に取って質感を確認する事ができました。でもコレといって決め手に欠けるんですよね。このペーパーじゃなきゃダメ!というほどの特徴が無くて。

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