Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

やっぱりモノクロは面白い

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All Photo by inos

秋にドイツで開催されるPhotokinaではライカM型の新製品が発表されるだろうと以前ライカ銀座店の方が言っていましたが、もう再来月に迫っていますね。2年に1度開催される世界最大のカメラ/写真製品展示会での発表ですから、きっとM10の登場だろうと考えるのが自然です。

一方、それに先駆ける形で発表されたモノクローム専用センサー搭載の ”M-モノクローム” は国内8月発売だそうで、M9のフルサイズカラーセンサーを上回る画質が保証されるとは言え、モノクロ撮影に割り切った斬新なコンセプトにどれくらいの予約が入っているのか興味があります。今や手ブレ補正や動画撮影が注目されるカメラ業界において、液晶モニターのライブビュー機能すら持たないそのボディをあえてチョイスする人は心底光と向き合いたい人でしょうから、人並みならぬポリシーみたいなものが伝わってきますね。

SIGMA DPシリーズでモノクロを撮るのも面白いです。所詮はカラー撮影ですからRAW現像時に色を抜くのが一般的でしょうが、私はあえてカラー現像しておきPhotoshop側でモノクロ変換します。モノクロと言うと色成分を抜けば良い!と考えがちですが、それだけでは、やっぱりフィルムのモノクロとは印象が違うね...なんて結果になりかねません。モノクロの濃度を整えるためには先に色を抜くのではなく、カラーバランス調整後モノクロにします。そうする事で、例えば、イエローも、マゼンダも、シアンも異なるグレーで表現出来るわけですね。

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