Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

CP+でプラスと感じた事 2023(4)

By
All Photo by inos

CP+にはカメラメーカーだけでなくレンズ専門メーカーも多く出展しています。

SIGMAやTAMRONといったお馴染みのメーカーは勿論、ちょっとマニアックなメーカーもありますから普段量販店では手に取って見られないようなレンズが見たいなら迷わずこのイベントに足を伸ばすべきです。

コシナは長野県に拠点を置くレンズメーカーで、全てマニュアルのコンパクトな設計が特徴。どちらかというと最新カメラボディよりもM型ライカに似合うデザインが多く、若者より中高年ファンが多い印象。

最近のレンズってどのメーカーも性能を追求するあまり筐体が大きくなりがちで、特にハイスピードと呼ばれるようなレンズはレンズ径も大きくずっしり重かったりしますが、コシナはとにかくコンパクト。

こちらのレンズは35mmF0.9でこのサイズ感ですからね、上着のポケットに忍ばせておける小ささです。ただこのレンズEマウントではなくFUJIFILMのXマウント用ですからそもそもイメージサークルが小さいんでしょうね。フルサイズ対応だったら流石にF0.9でこんなにコンパクトにはならないですよね。

コシナもう一つの魅力はこのキラキラした美しさにあります。レンズに限らずどちらかというとキラキラよりマット仕上げやアルマイトみたいな仕上げが好きな私ですが、コシナのレンズだけはキラキラでも高級感があって良いと思います。

まあハレーションやフレアみたいな光学性能を語るなら艶消しブラックが良いのでしょうけど、クラシックレンズっぽい存在感はこちらの方が感じられるかも。

私も愛用しているフォクトレンダーブランドの40mm F2.8 ヘリアー。この時代に入手できる唯一の沈胴式レンズ。

フォーカスリングが無いためピントを合わせるには全長可変可能なマウントアダプターとセットで使う必要がありますが、α7シリーズと組み合わせても大変コンパクトにまとまり写りも良いです。

ただし近接撮影には不向きで確か最短撮影距離は80cmだったような?

こちらはタムロンブース。リーズナブルでバラエティに富んだ焦点距離バリエーションが特徴ですね。

今年のタムロンブースは大手カメラメーカー並みの撮影セットが組まれておりました。なんと青森のねぶた祭り!

こちらはEマウント用の20-40mmズーム。タムロンらしい不思議な焦点距離のズーム域を頑張って作った感が伝わってきますが、残念ながらイベント直前にソニーから20-70mm純正ズームが発売されちゃいましたからね、絶対的にそちらの方が便利なわけで。実際私も購入しましたし。

一方こちらは20-70mmを超えるズーム域をカバーした17-70mmズームレンズ。

え本当ですか?と思いましたが、こちらはどうやらAPS-C用レンズのようですね。まあそれなら納得です。

しかし私としてはこの5年間ほどタムロン製28-75mm F/2.8 Di III RXD(Model A036)を使ってきましたが、ワイド端の写りがダメダメで苦労してきたので多分余程飛び道具的なアイテムが出てこない限り今後お世話になる事はなさそうなメーカーというのが本音。一応最新情報だけはキャッチしております。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)