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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

SEL2070Gの光学性能を確認してみる

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All Photo by inos

SEL2070Gを購入した直後、スナップ撮影がてら新宿を歩いていた時この1コマも撮影しておりました。SIGMAのFoveonセンサーの解像度をテストしていた頃に度々撮影していた場所でしたので、私としては今でもこの場所での撮影が一つの評価基準になっています。

地下から地上を見上げる構図となるため、シャドーからハイライトまでが混在する厳しい条件であり、カメラのダイナミックレンジやミッドトーンのグラデーションの階調表現が求められる他、地上へ続く螺旋階段の壁面に刻まれた細かなテクスチャや高層ビルのディテール表現を確認する事でレンズの光学性能を確認できます。

で、肝心の今回のレンズの描写性能は...画面周辺まで恐ろしいほどに正確に解像する光学性能です。画面左下の壁面にはモアレが発生していますが、これはセンサー解像度よりもレンズの解像度が上回っている場合に発生する現象です。レンズに光学的な解像度低下につながる収差がある場合にはモアレは発生しませんからね。

解放F4という暗いレンズですから天体撮影には不利ですが、十分星が撮れるくらいの性能がありますね。お気に入りのレンズとなりました。

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