Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

本当に良いモノを求めるなら安易に走らない

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All Photo by inos

愛用しているメインの三脚はBENROのSystem Goシリーズ Travel Tripod 2型 GC268T。もうとっくに廃盤になっているモデルですが、テーブルフォトのように対象物にカメラを近づけたくても足が邪魔になり近づけない時、センターポールを横に寝かせスライダーのようにして俯瞰撮影が出来る点が◎。使い勝手が良いので使用頻度の高い三脚です。

一方、星空撮影をするような場合にもこの三脚を使っているのですが、その際はカメラだけでなく重量級の赤道儀を載せる関係でこのフレキシブルなセンターポールの剛性が足りず僅かに遊びが出てしまいます。

それでも一般的な風景撮影なら問題になりませんが、星を撮る時は3分露光で20枚くらい繰り返し撮影しますから合計60分間、その間赤道儀は地球の自転の速度でカメラを動かし続け、結果的に三脚上の荷物の重心は刻々と変化するわけで、僅かな遊びが撮影結果のズレとして後から現れます。

そんなわけで天体撮影にも使えるガッチリ三脚が欲しいなぁとネットオークションを眺めていたら、LeofotoのLQシリーズが通常販売価格の1/3くらいで出品されていて思わず入札してしまいました! LQシリーズはセンターポールを外してシステマチック三脚のようにも使えますから、ポールを活用した普段使いと、ポール無しで剛性優先の天体撮影の両方に利用できるじゃないかと。

入札から1日経過。私も冷静になりました。よくよく考えればLeofoto三脚は足の開脚角度が少し狭いですし、セット販売されている雲台もロックダイヤルが若干使いづらい。確かにBENROよりはよく出来た三脚に見えるけれど、本気で剛性の高いものを求めるならGITZOやRRSを視野に入れるのが間違いないのではないか?と。今は目先の価格に目が眩んでいやしないか?と。

そうこうしているうちに、私の入札価格はあっという間に上書きされ、この2日間良い夢を見た!そういうお話です。

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