もう1週間以上前の事ですが、山梨県のはくしゅうで開催された ”台ヶ原宿市” に足を運びました。
甲州街道の宿場町として栄えた「甲州 台ヶ原宿」に、全国から集められた「新しいモノ」と「古き良きモノ」が集結し、3日間でおよそ5万人が訪れるイベント。毎年10月の第三金曜日を初日に、金土日の3日間開催されているようです。
旧甲州街道沿いに沢山のブースが出店し、クラフト作家さんの手作りの作品などを見たり買ったり出来る、いわばデザインフェスタのアウトドア版!みたいな感じ。
出店ブースは食べ物、雑貨の他、甲州という土地柄だと思いますが、木工製品を扱うクリエイターが多く、ウッド製品が大好きな私としては大歓迎。
沢山写真を撮りましたが今年はそれら木工製品を中心にご紹介。
こちら正木工房さんという出展者さんだったと記憶していますが、今回見た中でダントツに仕上げが美しいと感じる製品を展示しておりました。こうして写真で見るだけでも明らかに丁寧に作られているのが伝わってきますね。
基本は無垢材を使用している点も◎。これらをこの精度で作り上げるには道具もさることながら、美しく仕上げようという気持ちと、手間暇が求められますよね。短時間でいかに大量生産するか!ではないのです。
こちらランチョンマットという名で販売されていましたが、マットと呼ぶには高級すぎるというか、使うのが勿体無いくらいの美しい仕上がり。無垢材ですから湿気や濡れで反らないようちゃんと直角に木目を組み合わせているあたり考えられていますね。
欲しかったですが少々お値段が張りまして...。
このイベントはあらゆる方面からいろんな作家さんが集まっているので、何も実用的なものばかりではありません。こちらは石ころに金魚や鯉の絵が描かれた置物ですが、なんともその色合いが美しく、描かれている絵の繊細さも伝わってくるじゃないですか!
水中に生きる魚という特性を考えてか、ベースとしている石の色と深みがよく選ばれていると感じました。夏に水の中に沈めておいたら綺麗そうな。
木工製品のブースは沢山ありましたから全ての出展者さんの名前は覚え切れておりませんので展示作品のみ紹介。
デザインフェスタなどでも時々見かけるスマートフォン用のスタンド兼スピーカー。スピーカーと言っても電気時掛けではなく、いわゆるホーンの仕組みを取り入れることで音響的にそれを増幅し、スマートフォン単体で音を出すよりも大きくそして心地良い音質に変えるもの。
デスクの上で気軽に音楽を聞くような時に重宝しますね。これはホーンの形状や大きさそして素材によって音質がかなり変化するので、購入する際は実際に音を聞いてみて判断するのが良いですが、モノとしては難しい構造ではないので根気があれば自分でも作れそう!という判断でいつも購入には至らず。
多数木工製品が出店されている中で ”これは珍しい” と感じたのがこちら。一般的にイベントでは作家さんが作り上げた完成品が販売されるのに対し、こちらは組み立てキットの販売。つまりこの組み立てキットを作家さんが製作しているというわけ。
モノとしてはスツール&サイドテーブル。一枚板にパーツがくっついている点はプラモデル感覚で、ある程度型取られているパーツの一つ一つを切り取って組み上げ、仕上げを行えば完成!ということなのでしょう。ある意味完成品を作るよりこのキットを作る方が手間がかかっていそうです。発想が面白いですね。
山梨だからでしょうね、見るからに富士山を意識したお猪口。色使いも大変綺麗。冷静に考えると普段使いはしづらい色にも思えますが、こういう場に並ぶとグッと目を惹きます。焼き物でこういう鮮やかな色を表現するのは難しいのでしょうね。
こちらも背とものを扱う出展者さん。器にはそれほど興味があるわけではない私でもこちらの作家さんの作品の製作精度には驚きました。
手前にある蓋付きの薄っぺらい陶器が一体何をするものなのかは理解しておりませんが、この蓋と本体の接触面の精度ときたら、焼き物でこんな精度が出せるのか!と声に出してしまうほど精密に作られておりました。そしてその上下の接触面にのみポイントとなるカラーが入っていてまあ美しいこと!
後ろに置かれている七味唐辛子でも入れるのかな?という容器もまた共通でして大変魅力的。
こちらに並んでいるものもとにかく丁寧に作られています。使用目的があれば購入するのですが、あいにく私にはこれらの使い道が浮かばずただただ見て感心するのみ。
結局、我が家がこのイベントで購入したのは、安売りしていた ”さつまいも” のみ。まあでもイベントそのものは楽しめましたし来年も行ってみよう!と思える思い出となりました。













