Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

SMART ILLUMINATION 横浜 2018(3)

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All Photo by inos

今年のSMART ILLUMINATION 横浜を象徴する作品の一つとされているのがこの巨大な足のイルミネーション。順番待ちをすれば中に入ることもできるようになっていて、想像するに中は光に囲まれた幻想的な世界が広がっているんでしょう。子連れの親子が楽しんでいるのが印象的でした。

サウンドエフェクトに合わせて光り方が変わるので、時には巨大な足のオブジェ、時には中の人がシルエットとなり近未来的な空間に見えたりして、その変化が面白かったですね。

光のイベントと呼ぶからにはゴミ箱だって輝く! その光景にいち早く反応していたのはやはり子供でした。よく見ればゴミ箱を利用しているだけで、本当にゴミを放り込んではいけないようですが、こんなふうに光るゴミ箱が町中にあったら皆面白がってゴミを捨てるでしょうし、不審物が入っていればすぐに分かりそうですから案外悪くないアイデアな気がしました。最近はめっきり見なくなりましたが緑の公衆電話って一部地域では緑色の蛍光灯で光っていて、遠くから見ても一目で公衆電話の存在が分かりましたが、それと同じような効果が望めそうです。

積み木を重ねたような丸いオブジェは中に人が入る事ができ、外からは中の人の存在が見えないという変わった木組みがされていました。それがなんなのか?よく分かりませんでしたが...。

初日の日記に掲載した桜の木を照らす照明も、近所の建物にプロジェクションマッピングのごとく当てられた照明も、すべての色彩コントロールはこの子供たちが叩いている謎の楽器?によって制御されています。

未来の水琴窟を想像させるこの楽器をバチで叩くと何とも心地よい音が鳴り響き、上部のマイクで集音した音がトリガーとなって会場全体の照明の色が変化します。どこをどう叩いたら照明がどう反応するかまでは理解せず皆が好き勝手に叩くので、結局のところ休みなく照明色はコロコロ変わっているのですが、確かに叩くタイミングを注意してみていると照明がリンクしているのが分かりました。私としては照明のコントロール以前にその楽器らしきものの美しい響きの方が気になってしまいましたね。叩いていた子供も「これほしい!」と声を上げていたくらいで。

そしてプロジェクションマッピングはいたるところに。近年はプロジェクターの照度もかなり上がってきたためか、大げさな装置を準備せずともこれくらいの映像は映し出す事が出来るようです。白やシルバースクリーンが準備されているわけではなく芝生に映せるのですから大したものですね。

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