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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

Lightworks Tips2 (検索するならここに気を使う)

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All Photo by inos

Lightworksに限った事ではありませんが、コンピューターを使う上で検索機能というのは非常に重要な役割を果たすことはご存知のとおりです。こと、ノンリニア編集でもそれは例外ではありませんが、Lightworksではそれが更に便利に使えます。

例えば、プロジェクト内に素材をデジタイズする過程を考えてみると、一般的なノンリニア編集ソフトの場合、まず取り込むBin(クリップの登録先)を準備してからデジタイズ開始...という手順が殆どです。ところがLightworksでは予め取り込み先のBinを準備する必要はありません。デジタイズを行うなら、ツールを開きデジタイズボタンを押すだけです。取り込まれたクリップは自動的にBinが作られそこに格納されます。

問題はここからです。自動的にBinが作られ格納されるということは、すべての素材が1つのBin(場合によっては2つや3つにまたがることもあり)に入ってしまって、仕分けが大変!という事態も予想されます。こんな時は思い切ってデスク上に散らかったBinはShark(サメ)を使って全て消してしまいましょう。Lightworksでは眼に見えるものが全てではありません。デスク上には何一つ素材が見えなくてもプロジェクト内には居る筈ですからここから検索を使います。

虫眼鏡マークの検索ツールを起動して、Clipタイプ(ClipやEdit等)を選択するのも良いですし、クリップ名の一部やリール番号で検索すれば、検索した単位で新規Binが作成されデスク上に現れます。こんな時、素材に付ける名前の重要性を認識しますね。検索結果に余計なものが紛れていたらShark(サメ)を使って消しておきましょう。この操作を繰り返し、Video素材だけのBin、静止画素材だけのBin、ロール1だけのBin...という具合に分けるのも良いでしょう。

さて、Binが整理出来たら必ず行うおまじないがあります。それはBin右上の歯車マークをクリックしてBinメニューを表示させ、Permanenceを「Transient」から「Permanent」に変更します。ちなみにBin名を自ら変更した場合は自動的にPermanentになりますね。これにて次からそのBin自体が検索対象になり、Bin単位で検索が可能になります。仮にデスク上から全てのBinを消してしまっても「Permanent」にしたBinだけはいつでも呼び出せるというわけです。

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