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    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

Lightworks Tips5 (キーボードショートカットをカスタマイズ)

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Lightworksのリリースに関するアナウンスが今月8日に公開になっています。

まずオフィシャルリリースはベータ版公開から丁度1年後にあたる11月29日。ライセンスは3種類が準備され、Free Membership、Educational Membership、Professional Membershipで、このうち、Free版のみ扱えるコーデック等に制限があるようです。これを聞いてこれまでのベータ版で再生出来ないコーデックが多かった理由がはっきりしました。

Educational Membershipは教育機関向けと解釈すれば、一般的にはFree版かProfessional版と言う事になりますが、Professional版は年間$60というライセンス料ですから5年で2万5千円程度と考えれば格安ですね。

機能的には、各種ネイティブコーデックサポート 、AAF/OMF/EDLサポート、Shared Projects、新しいタイトルツール、Stereoscopic 編集、 DVD/Blu-rayへの書き出し、Matrox/AJA/Blackmagic/DVSハードウエアサポート、Lightworks Console/Keyboardサポート等。

何より嬉しいのは各種コーデックへのサポートもさる事ながら、Lightworks Consoleのサポートですね。LightworksはこのUFOのようなコンソールがあってこそ本領を発揮すると言っても過言ではなく、基本編集はこのパネル一つで出来てしまいますから、他のノンリニア編集機やリニア編集のボタンの多さはいったい何だったのか?とエルゴノミクスの意味を今一度考えさせられます。肝心のお値段は$2,800との事ですからちょっとお高めな気もしますが、EufonixのArtist Controlが20万円程度する事を考えれば妥当ですね。

ちょっと驚いたのは歴代のLightworksシリーズには存在しなかった専用キーボードの出現。これまでもLightworksは、DOSベース及びWindowsベースで動いていましたから必ずキーボードは存在しましたが、起動時、タイムコード入力時、同期再生モード切り替え時、検索時、程度にしか使う事は無く、全てはコンソールからの操作がメインでした。これも他社製編集ソフトを使っているユーザーへの配慮なのでしょう。

さて、そこでLightworksでキーボードアサインを変更する方法をご紹介します。ツールボックス左下の「指紋のマーク」をクリックすると「Prefarence」画面が開きますから、中ほどの「Change/view key assignments.」を選択します。後は「key assignments」ウインドウ内で該当する機能に対しお好みのキーを実際のキーボードを叩いて入力するのみです。勿論これらの設定はImport/Exportが可能です。

実はベータ版をダウンロードしたままではこれらのキーアサインが殆どされていないため、お試しで使ってみようにもまずはキーアサインからという事になります。そこで、Lightworksの機能をご存知無い方にはちょっとハードルが高かったので、私が作成したある程度使いやすいであろう?レイアウトを当blogでも配布しようかと考えておりました。しかし今回専用のキーボードが発売されると言う事は、きっと標準的なキーレイアウトがリリース版ソフトには含まれるのでしょう。まず始めにそのデフォルトキーレイアウトを覚えるのが確実ですね。

オフィシャルリリースが待てない!という方は今回のTipsをヒントに是非キーボードアサイン、チャレンジしてみてください。

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