Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

潜水艦みたいな建物を見に行く

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All Photo by inos

”空飛ぶ泥舟” で有名な建築家の藤森照信さんの作品。訪れたのが1ヶ月以上前なので辺りは新緑が綺麗。

そんな事より何ですかこの可愛い物体は!? 現地に到着し視界にこれが飛び込んできた瞬間思わず笑ってしまいました。

弱そうに見えてちゃんと強度設計された支柱に4本のワイヤーで吊るされた可愛いオブジェ。長野県茅野市郊外の山沿いにひっそりと佇み、そういう意味では存在を知る人のみ見ることの出来る有名な観光スポット。

こうして眺めるとジブリの世界そのもの。そのままトトロとかが出てきても違和感はありません。

街を背景に写真を撮るとこの位置関係。山沿いと言えどもそう街からは遠くない事が確認できます。

このオブジェを生き物に例えたら左右にあたる裏表はアシンメトリーにデザインされており、裏側に位置するこちらの面には小さな煙突がついていてこれがまた可愛らしい。

色合いが何とも自然に調和しており奇抜さはないのにしっかり存在感があって、ひと目これを見ようとひっきりなしに観光客が訪れるのは自然な流れですね。

大きさは目測で前長3メートル幅2メートルくらい。お尻にある四角い穴が室内への入り口で、おそらくあそこにハシゴを掛けて一人ずつ入室するのでしょう。合計7人が入れるそうですがそれには少し小さすぎるような気もしますし、あのワイヤーが切れないのだろうか?と少し心配になります。

ただ、通常は内部公開されていませんので我々のような一般人は見る事も入る事も出来ません。ちょっと入ってみたい気はするけれど。

丸い窓はどうやら開閉できそうな構造。まあそりゃそうでしょうね、エアコン完備っていうわけではないでしょうからあの中に数名の人が入ってお茶を立てていたらすぐに暑くなるはずで、それなら地上3メートルという位置を味方にして外の涼しい風を取り入れるのが最大の贅沢でしょう。

黄色い部分は漆喰みたいな素材でできているのでしょうかね。ぱっと見は土壁のような仕上がりです。

空飛ぶ泥舟の周りをぐるぐる歩いているとすぐ近くにもう一つ類似する建造物が視野に入ります。野道は続いていてそちらへ歩いていけばもう一つの茶室を間近で見る事ができます。

本当はその中間地点に地上に建てられた3つめの建造物もあるのですが、ここではやはりこの空中建造物ばかりに目が入ってしまいそちらは注目度が低い感じ。

こちらはワイヤーではなく本物の木の上に建てられたツリーハウス。よく見れば地上付近はコンクリートで補強されていたりするのですが、それも見た目には分からないよう木の皮で装飾されていて、あくまで自然素材で作られた独特の世界観が優先されています。

現代版トムソーヤとでも言いましょうか、大変魅力的な建造物です。

ただこちらはワイヤーで吊るしているわけではないですから台風などで建物が強風に吹かれるとちょっと怖そうです。

地上6メートルという高い位置に作られた茶室という事で ”高過庵” と呼ばれているそうです。あの窓から遠くの景色を眺めたらさぞ見晴らしが良いのでしょうね。こちらにもよく見ると煙突らしきものがついていますから、どちらの建物も中で火を使ってお湯を沸かせるのだろうと想像します。

これだけの大自然の中に作られていたら虫や獣も多そうですが、空中に作られていますから、やる気マンマンで地面からよじ登ってくる生き物は殆どいないでしょうし仮に熊が出たとしても多少は安心できそうです。熊は木を登ると言いますが流石に扉まで開けて入ってこないでしょう。

この他建築家の藤森照信さん設計のホテルなども富士見あたりにはあると言われておりそちらも大変魅力的な建造物のようですが、そちらは実際に宿泊する人にのみ住所が公開される仕組みで一般向けにはシークレットになっています。

こんな魅力的なものを見てしまうとそちらもぜひ泊まってみたくなりますが、きっとすごく高い(宿泊費)のでしょうね。

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