久しぶりの3連休ですから1日くらい遠出をしようと、本日は群馬県まで水沢うどんを食べにジムニーでドライブ。

昨日までの疲れが溜まっていたのか起床時間が1時間ほど遅れ、その影響で関越自動車道下り渋滞にハマり大幅に到着が遅れたもののなんとかお昼前には目的地到着。自然豊かなだけでなく荒々しい山々が特徴の群馬に来たのは何ヶ月ぶりでしょう。私的には群馬はかなり好きな県です。

道中で偶然見つけた ”台湾臨済宗 佛光山 法水寺”。

法水寺は台湾最大の仏教宗派の寺院として伊香保温泉街からほど近いこの場所に建てられた大迫力の建造物。寺院までは正面に長い長い階段が続いており、比較的涼しかった今日でさえ汗を流しながら一歩ずつ上りました。後で知った事ですが麓の駐車場以外にもこの階段の先にもう一つの駐車場があるのだとか．．．。もしかすると一般の人もそこまで車で行けたのかもしれません。

遠目に見ても明らかに日本の寺院とは趣が異なり、どちらかというと中国の故宮を彷彿とさせるシルエット。ラストエンペラーの一部シーンはここで撮影されました！と言われれば騙されてしまうかもしれません。

お寺に赤い提灯が並ぶあたりも日本とは少し違った雰囲気ですね。ちなみにこの寺院これほどの規模で敷地内の隅々まで綺麗に手入れが行き届いているにも関わらず拝観料は無料。日本の京都や奈良だったらすぐに、おかネ．．．。

本堂、大雄宝殿に入ってびっくり、なんですかこの体育館並みの広さは！ 再び北京故宮を連想してしまいました。昔行った中国のお寺も確か皆こういう規模だったなと。本堂の中央に鎮座する白い石の仏像は重さ28トンもあるらしいですが、このスペースの中ではそれさえ小さく見えてなんだかスケール感が違いすぎてピンと来ません。

ちなみにこの本堂を後にして順路を進むと、寺院内に軽食や台湾ドリンクなど台湾グルメが食べられる喫茶処がありました。我々はちょうど暑かったので仙草ゼリーミルクティを頂きました。

法水寺は高崎の中でも比較的高台に位置するため展望台並みに街の景色を一望する事ができます。今日は観光を楽しめる程度の気温でしたし大雨が降るような分厚い雲も無かったため遠く赤城山をくっきりと眺める事が出来ました。

時間の関係で今日のところは寺院全体をざっと見てくるだけでしたが、その気になれば写経なども体験できるようなので次回は時間に余裕を見てこの景色を見ながら写経に集中する！なんてのも良いかもしれません。