Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

Motherもよかったけれど

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昨日で最終回を迎えた「それでも、生きてゆく」というドラマ、なかなかの出来栄えだったと思います。

私はもともとドラマ好きですからシリアスな物語を中心によく見るほうだと思いますが、ここ数年の日本のドラマはどちらかというと派手さやインパクトを重視していて、番組としては面白いが私生活に直結するようなストーリーは少なかったように感じていました。しかし今回の「それでも、生きてゆく」は犯罪を犯した加害者と被害者を取り巻く人々の気持ちや、その中での主人公の生き方、今までの人生、これからの人生、人を敬う気持ち、人を恐れる気持ち、そんな多面的で形にし難い感情の数々を、”普通” には暮らせなくなった家族の長い一生のごく一部として、3カ月という放送時間と上手くリンクさせ現されていたと思います。

今度のドラマはハッピーエンドかな? そんなふうに楽しむのも良いですが、結論の出ないドラマが存在するという事に少し発見があった気がします。DVDレンタルが始まったらもう一度見てみたいと思います。2回見て初めて気づくシーンも多かったように思いますから。

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