Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

必要なモノは何か? と聞いた

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その昔、専門家が使う特殊な道具と思われていた ”魔法の箱” は、Windowsの流行と共に一般家庭向けの家電製品に変わりました。パソコン=パーソナルコンピュータという名前は、本来は個人的に購入できるようになった現代にこそ当てはまる名称かもしれませんね。

さて、そんなパソコンですが、WindowsにしてもMacにしても、操作やデザインは多少違えど、基本的な考え方は同じですからどちらにしても今や誰でも使えるように出来ています。コマンドラインを使わないといけない事態があるとしたらそれは大分特殊な用途になっています。

ただ、OSに関わらず未だに不便と思われるのは個人データの整理です。EXCELやWordに代表される書類も、画像や動画も、音声ファイルも、フォルダ階層こそ分かれていますが、気がつくとフォルダの中は無数のファイルで溢れていて、一体どれが大事なものでどれが捨ててしまって良いものか、判断が付き難くなります。判断が出来なければ ”念のため取っておく” 事となり、その状況は悪化の一途をたどります。こればっかりはファイルの必要性がコンピュータには判断できませんから使う人のセンス次第になってしまいます。

一人で使うコンピュータのローカルドライブならまだしも、会社で共有するNASなどは最悪の状況になっている企業も少なくないのではないでしょうか? また、デスクトップに目が痛くなるほどファイルが並んでいる方も...。

毎年のように更新されるOSですから、そろそろこういった基本的な仕組みを見直すべきではないかと常々感じます。

で、私はどうしているかと言いますと、一時的なテンポラリフォルダを作ってありファイルの保存は必ずそこに行います。一時的な置き場ですから、使用後長期保存の必要がないファイルはその場から抹消してしまいますし、長期保存しておく必要のあるファイルはマイドキュメント等の深い階層のしかるべき場所に移動します。テンポラリフォルダ内にキープされる時期を概ね1週間程度と心の中に決めておけば、不必要なファイルが止めど無く増えるのをかなり防ぐことができます。

ただ、私が苦手なのは、マイドキュメント内に長期保存するファイルをどんな階層で管理するかでして...。もしかすると今後はファイルパスで覚えておくのではなく、あらゆるファイルにタグ付けをして検索で引っ張るのが常識になるのかもしれませんね。

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