先日多摩川の土手をトレンクルで走っていた時の事、河川敷を走る何やら元気の良いパトカー．．．。事件かと思いきや、ここに白バイやパトカーの練習場があるのですね。テレビでは見た事がありましたが実際に訓練しているのは始めて見ました。

コース内のパイロンに当たらないように決められたラインを高速に走り抜けるテストのようで、モータースポーツ好きの方にはジムカーナと言ったほうが分かりやすいですね。とは言ってもサイドブレーキを引いてお尻をスライドさせながらターンするような強引な事はしませんが、それでもタイヤのグリップをギリギリまで使っているようには見えました。なにぶんパトカーのふにゃふにゃのサスペンションであれをやってのけるのは結構大変でしょうね。運転している本人は端から見る以上にロールが激しいと思います。

一般的なジムカーナと違うのは、バック走行によるパイロン除けがある事。それもかなりの距離をバックだけで走行していきますからこれには驚きました。高速でバックしている時のステアリング操作は凄くシビアですからね。とは言えスポーツカーのようにロックトゥロックが2.5回転！みたいなクイックステアでは無いですから穏やかな動きでしたけれど。

私、○○警察24時みたいなテレビ番組を見るといつも思うのですが、スゴ腕パトカー vs スゴ腕スポーツカーで競争しているシーン見てみたいです。別に犯罪云々ではなく、ひとつの企画として、峠道を攻めるスポーツカーをパトカーが追走とか、ジムカーナ対決とか。普通で考えれば腕さえあればスポーツカーが有利ですけど、最近はパトカーだってスポーツカーベースだったりしますからね。そうなれば、一般市民 vs 警察のスゴ腕対決です。面白そうです。