Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

相手をおもいやる

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All Photo by inos

コンビニで買い物をしてレジでお会計をする時、その店員さんがベテランか、入ったばかりの新人君かは、「研修中」なんてネームプレートを見るまでもなく何となく分かりますよね。

近頃はコンビニでもポイントカードの類いが扱われるのは当たり前ですが、商品をレジに差し出した途端、「ポイントカードはお持ちですか?」と聞いてくるのは新人君に多いです。もしかしたらそう教育されているのかも知れませんが、マメにポイントを貯めているような人なら、そんな問いかけをしなくてもおのずと自らカードを差し出すものですから、実はその問いかけは不要だったりするんですよね。また、ポイントカードをレジに通した後、お客さんに返すタイミングも重要です。「○○円です」と金額を言われ、お客さんが財布の中で都合の良い小銭をじゃらじゃらと探しているところに「カードお返しします」と手渡してくるのが新人君。ベテランはお客さんから代金を受け取った後、お客さんの手がフリーになったタイミングで渡してきます。

更に、お客さんが財布から小銭を出している間に商品の袋詰めをして、代金を受け取るのと引換にレジ袋を手渡してくるのが新人君。こちらは半開きの財布を片手に商品を受け取ってしまったら、おつりを手渡されても受け取る余裕がありません。ベテランは台の上で自立するよう上手く袋詰めして、無理に手渡してくるような事はしません。というのが私的持論です。

コンビニには直接関係ありませんが、JRの定期券購入(Suicaの定期券更新)の自動販売機は、そういった点で言うと実に評価が低くなりますね。購入までは良いのですが、いざカードを受けとる時点で、紙幣と、小銭と、Suicaカードと、領収書が全部同時に別々の口から出てきます。人間の手は2本しか無いのでどう頑張っても半分しか受け取れません。挙げ句にもたもたしていると、大きな音でピーピーとブザーが鳴り始める。勿論それが取り忘れ防止用の警告である事は分かるのですが、ならばせめて一つ一つ順番に出してくれれば取りやすいじゃないですか!

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