Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

機械好きはブランドよりも機能性

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All Photo by inos

精密機器を作らせたら日本かドイツか…と言われたのはもう過去の話でしょうか。少なくとも今ある技術や発想の中で、より便利に小さく作るという意味では今も日本は長けていると思います。逆に斬新な発想は海外から輸入しているケースが多い気はしますが...。

そんな日本が誇る技術の結晶が時計ですね。以前より私も気になっているのが、電波ソーラーと言われるカテゴリーの腕時計です。電池交換不要で時刻の狂いも無い!時計の理想を形にしたらこれ以上は無いでしょう。万一、引き出しの奥に仕舞いこんで電池が空っぽになってしまっていたとしても、日向に出しておけば充電され、自動的に時刻も修正されるというのですから驚きます。時刻の修正は、電波を使用するものとGPSを使用するものがあります。

私の頭の中も、朝の目覚めとともにそれくらいシャキっと正確に回転し始めたらどんなに良いか...なんて都合の良いことを考えてしまいます。

そんな電波ソーラー時計、私も欲しいなぁと思っていますが、正直、機能は最高でも見た目がそそられない...。シチズンにしてもセイコーにしても、実用一点張り!という印象が強く、スーツ姿のバリバリの営業マンには似合っても、Tシャツにジーパンではちょっと...というモデルばかりです。また、腕時計というと高級路線になるにつれムーブメントそのものが大型化し分厚くなるのはなぜでしょう?小さくするのに技術とコストが掛かり商品化したら高くなりました!という理由から、小さな時計ほど高くなるというのなら理解しやすいのですが、この辺りは機械式高級時計に対するステイタスを最新技術の時計にも同じように持ち込んでいる気がしてすこしアンバランスさを感じます。

きっとイタリアやフランスでデザインしたらもっとかっこよくなるだろうに...と思い、海外ブランドの電波ソーラーを探しても、そんなものは殆どありませんね。そもそも海外はそこまで時間を小刻みに気にしなくても良い生活を送っているからだそうです。

おしゃれな電波ソーラー時計出てこないでしょうか。

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