自転車を降りてちょっと買い物．．．なんて時はこんなふうにチェーンロックで固定するのが一般的。この2台は恋人同士でしょうか、よく見るとフレームからサドルからチェーンロックまで、カラーコーディネートが徹底されていますね。きっと女性が黒い自転車、男性が赤い自転車なんでしょうね。

私も同じようにチェーンロックを使っているのですが、サイズと重量の問題で、サドル専用で直径3mm程度と細いカールタイプを愛用しています。強度はそれなりですからペンチで簡単に切れてしまうレベルではありますが、街でちょっと駐輪しておく程度であればわざわざ狙いを定めて盗難される事も無いでしょうから十分実用的です。まあ私のような奇抜な自転車は目立ちますから鍵など掛けなくても盗まれないんですけどね。

しかしこのチェーンロックというアイテムは私が子供の頃から存在し、簡単確実でどんな自転車にも使えるというメリットこそありますが、使わない時はフレームに巻き付けたり、ちょっとした収納スペースに閉まっておく必要がありあまりスマートではありません。モデルによってはハンドルバーの中に格納出来るタイプもあったりするのですが、ママチャリのロックの気軽さには適いません。21世紀ですからもっと斬新な仕組みを期待したいところ．．．。

BBの下にダイヤルロックが付いていて数字を合わせないとクランクが回転しないとか、同様にハンドルにロックをかけるとか、サドルが真上を向いて座れないとか、ペダルが折り畳んだまま開かなくなるとか、ブレーキが掛かりっぱなしになるとか、そういうのを見てみたいですね。チェーンロックのように別途持ち歩かなくても自転車そのものがロックの代わりを果たすようなデザインが素敵です。担いで持っていかれちゃいますかね。