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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

iPhoneのズーム機能を知る

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上のiPhoneを見て「何か変だぞ?」と思われた方、今日はそんなあなたに向けたプチ情報。

先日ベッドの中から手探りでiPhoneを手にし電源を入れたところ上のような表示になりました。一見すると何も問題はなさそうなんですけどね、よく見ると画面が拡大されているのです。iPhoneの標準的な表示はグリッド状に並んだアイコンが横に4列が正しいところ3列しか見えていません。上部に表示されているはずの時刻や電波強度のアイコンも見えず、明らかにディスプレイの上方向と左方向に画面の続きがあるように感じられます。

この状態、実はiOSの ”ズーム” という機能が働いた結果なのですが、その機能のことを知らないとちょっと焦ります。隠れた場所に配置されたアイコンに触れられないだけでなく、”困った時の再起動” すら出来ないですからね。電源を切ろうにもシャットダウン時に操作するための電源スライドアイコンがiPhone画面の上部に表示されるためこの状態ではそのスライダーが見えないのです。

自宅や会社にいて、iPhone以外にWEB検索の手段がある場合は「iPhone 画面 拡大」みたいなワードで検索すれば何かしらヒントが得られますが、外出先で該当するiPhone1台しか持っていなかったら最悪ネット検索すら出来ないケースも考えられますね。Safariが画面外に表示されてしまっていたらネットで調べることが出来ませんから。今回私は自宅にいたのでiPadを使って原因を調べてみました。

ズーム機能はiOSのアクセシビリティ内に設定があり、デフォルト値がどうあるべきかは知りませんがこれがONになっていました。ただし、この設定がONだからと言ってすぐに画面が拡大されるわけではなく、iPhoneを通常使用時、画面を3本指でダブルタップするとこの機能が働き画面が拡大されます。また3本指でタップしたまま画面を移動すれば表示エリアを移動することが出来るため実はこの操作さえ知っていれば細かな設定を知らなくても焦ることはありません。勿論、再度3本指でダブルタップすれば拡大表示は標準倍率に戻ります。

また、3本指でトリプルタップをすると上のスクリーンショット中央のようなズームに関する簡易設定画面を開くことが出来るので更なるカスタマイズが可能でした。画面全体を拡大するのではなく小さな文字だけを一部だけ拡大するためのルーペ(区域選択)も搭載されていました。

このズーム機能は、WEBサイトの閲覧など表示される文字が細かすぎて見づらいような時に簡単に表示倍率を変えることが出来るので便利なのかも知れませんね。知っていれば便利、知らないと逆に慌ててしまう機能。

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