数日前のニュースで明らかになった ”被爆偽装” の事実。なんとも開いた口が塞がらない結果であります。

政府は国民に本当の事を話して欲しいとか、やれ総理の力不足だとか、これまで色々言いたい事はありましたけれども、とは言えそれでも何とかぎこちないなりに回ってきたのは、助かって欲しかった沢山の命に私達は何一つ出来なかった罪悪感にも似た想いが少なからず心の何処かにあり、身の引き締まる思いで現実と向き合ってきたからだと思っています。

それが、1年も過ぎればこの有り様で、役員は現場作業員に対し鉛のカバーで線量計を覆うよう指示し、身の危険を承知の上で働かせていたという。始めのうちは役員はそんな指示はしていないと白を切っていたところ、事実が明らかになり始めれば諸々の理由で線量計の値はカバーで覆ってもあまり意味がなかったような事を吐き捨てる始末。値がどうかはこの際関係ないのです。法律がどうかもこの際置いておきましょう。何より大切な従業員に対し平気でそんな事が出来るその人間性が疑われているのです。

日本はいつからこんなつまらない国になったのでしょうか。恥を知りなさい。