知人のFacebookへの投稿で「*3001#12345#*」という数字がiPhoneにとって重要なコードである事を知りました。

本日より開始されたと言われるSoftbankのプラチナバンド。これまでの2.1GHz帯の電波に対し900MHzを使用する事で、遠くまで届き、障害物を回避し、室内にも入りやすいとされているため、Softbankの携帯電話を使用している人が待ち望んだ日。

でも、電波は目には見えませんから「おー飛んでる飛んでる！」とは気付かないわけでして、実感に乏しいのが寂しいところ。そこで先ほどの「*3001#12345#*」が重要になってきます。iPhoneからこの番号に発信するとフィールドテストモードに入るんですね。そこで電波の周波数を確認する事が出来るとの事です。興味のある方は「*3001#12345#*　プラチナバンド」と検索すればヒントが得られるでしょう。

で、確認してみました。品川から西東京市までの区間約25Km程。結果．．．1回としてプラチナバンドを受信する事はありませんでした。開始日当日だから仕方ないような気もしますが、いくら何でもあんまりな結果ですね。

ただ、色々考えてみると、例え今日からプラチナバンドの運用が開始されたと言っても、これまで比較的受信状態の良かった東京都内から着工するのは非効率というもので、Softbankの携帯がほぼ使えなかったとされる地域があればそちらを先行するのが筋かも知れません。

それに、900MHzと2.1GHzの電波が共存する環境で仮に900MHzの電波をiPhoneが掴んだとしても、基地局の数が少なければ移動中の通話が途絶えるようなケースも想像出来ます。待ち受け時ならともかく、通話中に900MHz帯のエリアから外れたとして勝手に2.1GHzに切り替わるとは思えません。と言う事は900MHz帯の基地局同士がエリア的にクロスオーバー出来るくらいの設備が整った時点でその地区はプラチナバンド開始となるのかと。つまりスポットでは無く地域単位でのスタート。

となると、東京はだいぶ先の対応ではないでしょうか．．．。