Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

今一番100点に近いデバイス

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diary4796

予定通り日本時間の今朝早く新型iPhoneが発表になりました。モバイルOSのシェアから言えば世界的に見てAndroidが80%程を締めると言われていますが、こうしたニューモデルの発表を各局のテレビニュースが取り上げるのですから、世間の関心の高さではAppleさんに特別なものを感じます。

とは言え、Appleさんもシェア拡大に必死なようで、今回はiPhone史上初のバリエーション戦略できましたね。廉価版モデルのiPhone 5cであればこれまでの半額程度の価格で購入可能なようです。

私が思うに恐らくコアなAppleファンが望むのは、廉価版モデルよりも ”今より高性能で刺激的なモデル” なはずで、逆にAppleさんが望むのは、これまでのプロダクツの方向性では購入してもらえなかったユーザー層への展開なわけで、そこには大きなギャップがあります。上位モデルにiPhone 5s、廉価版としてiPhone 5c、Appleさんらしからぬこうしたプロダクツ展開は苦渋の決断だったのではないかと感じずにはいられません。購入する側にとっては選択の幅が増える事は嬉しい事ですけれども、生産ラインやアフターサポートへの負荷増加を考えるとAppleさんには頑張っていって欲しいです。

さて、私としてはやはり指紋認証機能が搭載された5sの購入を視野に入れているわけですが、悩むのはカラーのチョイス。今回からゴールドモデルが追加され5sに関しても3色展開となったものの、どれもしっくり来ないような...。いつもなら直感的に決められるのですが、どうもiPhone 5以降はデザインのツメが甘いというかピンと来ないんですよね。

受信感度を最優先で考えたと思われるアンテナレイアウトの関係で、本体裏はアルミとガラスの3分割構成、それ故部分的に色を変えて2トーンカラー。無理にアルミを採用せずiPhone 4や4sのように全面ガラスにしておけばすっきりすると思うのですけれどね。それからサイドを取り囲むように使われているアルミフレーム、ブラスト加工によりマットな仕上げになっていて非常にカッコイイのですが、ダイヤカットによる面取りが少し大きいというか幅が広すぎる気がします。おかげで5以降はエッジのみやたらキラキラして安っぽく見えてしまうんですよね。4や4sは絶妙だったんですけれどね。どのカラーを見てもその2点がしっくり来ないのです。バンパーやケースと組み合わせて上手くまとまれば良いのだけれど。

勿論全体的な加工精度はいつも通り素晴らしいものを感じます。各ボタンと穴のサイズがピッタリだったりパーツ同士の接合部分の美しさとか。この辺りは未だに他の追従を許さないAppleさんの拘りを感じます。

CPU、GPUともにこれまでの2倍のパフォーマンス、それでいてバッテリー持続時間はより長く、ハードに最適化された64bitOSを搭載、先進の指紋認証センサーによる快適なセキュリティ管理と聞けば、もう足踏みしている場合ではありませんね。

乗り換える事で少し生活が豊かになるような、そんな気さえしてくるのは、やっぱりAppleさんの製品ならではのような気がします。

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