Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

いずれ皆ここを目指すでしょう

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All Photo by inos

世界よ、これが日本の技術だ!と言わんばかりにインパクトのあるカメラが登場しましたね。まだ実物を見たわけではありませんから確かな事は言えませんが、ソニーさん、胸を張って良いと思います!

2008年にSIGMAさんがAPS-Cサイズに近い大型イメージセンサーFoveonをコンパクトボディに押し込んでDP1というカメラを世に登場させた時と同じくらいの衝撃が今回は感じられましたね。何がってこのボディサイズです。あのFujifilm X100より小さくてフルサイズセンサーですからマニアのストライクゾーンですよね。こういう究極を極める感じはソニーさんが得意とするところですね。

持ち歩けないカメラに意味はない...。でもこれならもしかして!と思う人も少なくないでしょう。

一方で、レンズが大きすぎるとか価格が高すぎるとか言われていますが、フルサイズセンサーですからレンズは大きくなるのは当たり前です。そして、あえて35mm F2というこのレンズを付けてきた事に設計者の拘りを感じます。もしこれを開放F2.8に設定していたら単純計算でレンズサイズは1/1.4まで小型化出来ます。高感度に強そうなセンサーですから日常的な使用を考えてもF2.8で暗いと感じる事はないでしょう。それでもF2というハイスピードレンズを付けてきたのには、フルサイズイメージセンサーと相まってやっぱり深度の浅い画を狙っての事でしょう。それでいてLeicaよりも1/3程まで寄れるマクロ。よく頑張りました。

コンデジ = パンフォーカス、みたいなイメージを崩したかったのかもしれませんね。

背面パネルを見ても、RX100に見受けられた「?」ボタンは省略されていますし、レイアウトも使いやすそうです。コンパクトを謳うからにはストロボも内蔵にしたかったのでしょう。

ただ一つ気になる事、それはデザインですね。性能はおそらく3年後にも通用するでしょうが、このデザインは3年後にも持ち続けたいと思うかどうか...。特にその取って付けたようなロゴは無いほうが良かったんじゃないか...とか。

そうこう言っているうちに、来週の今ごろは各社から新型デジカメが目白押しになっているはずです。このインパクトを断ち切るかたちでLeica M10は登場するでしょうか...。

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