Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

マイナーバージョンアップを検討する時期か

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All Photo by inos

AppleのiTunesでSony Musicの邦楽が取り扱い開始になったというニュースは2日程前の事。iTunes Storeを覗いてみると確かに聞いた事のあるアーティストが目白押しでございました。これでまた、気付いたら数百曲も購入していた...なんて事になるのですけれど、やっぱりオンラインで直ぐに曲が手に入るのはとても便利ですね。

それはそうと、今回気付いたのはAppleさんのWEBサイトに続きiTunes Storeの画像も全てがRetinaディスプレイ対応になっているという事。Mac BookのRetinaモデルで閲覧している人はとても綺麗なジャケット画像が目に飛び込んでくるはずです。Appleさんとしてはここ1,2年の間にRetinaディスプレイを浸透させるべく猛プッシュを掛けているのが分かりやすいですね。現時点でiPhone、iPad、Mac Book Pro 13インチ、15インチ、と順調に機種を増やしていますから、今後、大型パネルが量産されるようになればiMacやCinema Display Retinaモデルの登場も十分視野に入ってきます。(Cinema Displayってもう無いんでしたっけ?)

そこで問題になってくるのは企業サイト等におけるRetinaディスプレイ対応です。勿論個人レベルでサイトを開いている人や私のように汎用サービスを使わずに自分でデータベース構築を行ってblogを開いている人も対象ですね。前にも何度か書きましたが、普通に画像を貼り付けたWEBサイトはRetinaディスプレイではかえって汚く見えますから、本来の性能で見てもらうためにはRetinaディスプレイで閲覧している人にだけ解像度の高い画像を提供しなければいけないのです。当然Retinaでは無いディスプレイで閲覧している人には通常の画像を提供しなければいけませんから、サーバーには通常画像とRetina用(2倍の解像度)画像の2つを準備しておき、アクセスされたディスプレイ解像度を監視してスイッチしなければいけません。言葉で説明するのもややこしいのですが、それを自分のサイトで実現しようとすると色々ハードルが高く...。結果として現状当サイトは埋め込まれた画像がやたら大きいサイズになっているだけで、かえって見辛いのではないか?と常々感じております。

早めに対応をしたいところではありますが、今後こうした高解像度ディスプレイを各メーカーが作り始めたら、必ずしも標準解像度の2倍で計算してしまって良いものか? そこが今の悩みどころなのです。3倍とか4倍とか、色々な表示方式が出てきたらその数だけ画像を準備するわけにもいきませんからね。かと言って、ドーンと1枚巨大なサイズをアップしておき、アクセスのあったディスプレイの解像度に合わせて都度最適なサイズに解像度変更を行って表示させるような仕組みにすれば万能にはなりますが、そのぶん処理に時間がかかり ”なかなか表示されない” なんてことになりかねません。

この問題は、全てのWEBマスターが避けては通れない問題ですから、すぐにでも都合の良いツールが出現しそうな気はするのですが...。

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