Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

私は石橋を叩いて渡るほうですから

, …
By
All Photo by inos

銀座には約1,200人もの人が並んだらしいですね。新製品の発売日がニュースのネタとして取り上げられ、社会現象と呼べるほどの影響力を残したのはWindows 95の発売くらいだったと記憶しています。Windowsのユーザー数と比較したらマーケットの幅は大きくはないような気がするのですが、それでいてここまで注目を集めるというのはAppleというメーカーに対する世間の関心の高さを感じます。iPadはどの程度売れるのでしょうか。

斯く言う私は、以前のエントリーでも書いた通り、せっかくあれだけ大きなディスプレイが装備されるのなら、MAC版やWin版Photoshopが走って欲しいと願うのですが、残念ながらiPhone OS上ではそれらのアプリは動作しませんから、せいぜいPhotoshop Mobileなどのコンパクトな画像処理アプリでしかまかなえない点に、現時点で購入意欲が湧きません。Blog掲載用写真を加工するにもDP1などで撮影したRAWデータからデジタル現像→Photoshopによるレタッチ及びリサイズが必要ですから、使用頻度的に1番多いと思われるBlog更新が文字だけしか扱えない...となってしまうのです。MACやWindows用アプリをiPhone OS上で動作させられるようなエミュレータのようなアプリを開発してくれればいいのでしょうけど、現時点のハードではそこまでの対応は難しいのかも知れませんね。

どちらかというとiPadは何かを生み出すツールというよりも、既にあるものを閲覧する事に特化していますから、私のような用途だと少々路線が違うのかもしれません。少し観点を変えれば、iPadで写真加工までを完結しようとするのでは無く、自宅のMACやPCにVPNを利用してリモートアクセスする事でPhotoshopを遠隔操作するという方向も考えられますが、その場合には外出先で撮影した写真素材などを加工したい場合にオンラインストレージでファイル管理する必要が出てくるため、現時点での3G回線のパフォーマンスでは巨大なRAWファイルのアップロード時間は現実的では無いと考えています。しかしそれについては数年後にはもっと効率的なインフラが整ってくるでしょうから、オンラインアプリのような使い方が当たり前になるとも予想しています。つまりアクセススピードさえ確保出来るなら、自宅にハイパワーなマシンが1台あれば、外出先から非力な端末を使ったアクセスでも巨大な画像ファイルを快適に処理出来るようになりそうだという事です。

そんな夢のような事を考えつつ...。

私の身近なところでも、今日iPadを購入出来た方が何名かおりまして、ちょっと触らせてもらうと、iPhoneの巨大版、そのままですね。でもやはりディスプレイが大きい事によるメリットは沢山あって、当然の事ながらWEBページの閲覧はパソコンに近い感覚で行えMAPなども見やすいです。iPhone以上、パソコン以下の中間的な存在ですが、使い方次第ではパソコンが要らなくなる人が出てくるのかもしれません。事実私自身もiPhoneを使うようになってから自宅のMACやWindowsを使う頻度が減りましたからiPadなら尚更だと思います。特殊な事をする人は別として、世の中の多くの人が、パソコンの使い道はWEB閲覧とメールだったりしますから、そこでOfficeファイルを開きたい...程度の要望ならiPadが軽くこなしてくれます。夢のあるデバイスが出たものですね。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)