本日より1週間、千葉県幕張メッセに来ております。放送業界人お待ちかねのイベントInter BEE（国際放送機器展）いよいよですね。一般公開は14日〜16日までの3日間です。私は今年もSONYさんに協力させていただいておりますので、一足先に現地入りして機材セッティングと動作チェックを行っております。

思い起こしてみると私もこのイベントは今年で20回目を迎えました。学生だった頃は勉強のために一般客として見に来ては両手に持ち切れないくらいのカタログを貰って帰ったのを覚えています。20年前にはインターネットなどまだ普及していませんでしたからこの会場で手に入る情報はとても貴重だった訳ですね。それが今では逆に開催する側ですので時は人を変えるものです．．．。

今年は各メーカーとも4K祭りになりそうです。ハイビジョンの4倍以上の高解像度映像ですから現時点ではシネマ向きですが、既にいくつかのメーカーからは4K対応モニターも発表されていますから、意外と近い将来ご家庭で4K映像を楽しめるようになる気がしています。

オーディオに関してはどうでしょう？ 現時点で人間の聴覚では判断できないような高音質を技術的に実現していますから、その先に望まれるものが私には想像できません。これまではオーディオ業界を見ていれば3年後の映像業界の行方がぼんやり見えたものですが、今後はそれぞれ独自のベクトルを持つのかもしれませんね。

何はともあれ、イベントにお越しの際は是非お声かけくださいませ。