Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

iPhoneで音遊び

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iPhone用アプリは他のモバイル端末とは比にならないくらい多くの種類が有りますから、マニアックな方でもきっと1つや2つはお気に入りのアプリが見つかるはず...。今日はそんな中からオーディオ用ツールをご紹介。

旧日記コーナーを閲覧頂いていた方には重複する内容もございますがご容赦くださいませ。

オーディオといっても色々な用途が有りますが、今回は ”ラジオが聴けます” とか ”鼻歌の曲名を検索してくれます” とかではなくて、いわゆる ”ツール” と呼べそうな類のものをいくつか。

Signal Scope/Signal Suite/Sound Meterは、MAC用音響計測ソフトで有名なfaberacousticalのiPhone版アプリで、周波数特性の計測にはSignal Scope、基準信号発生器としてSignal Suite、音圧レベル計測にSound Meterという使い分けです。私が購入した時点ではこの3つのアプリしか存在しませんでしたが、今では更に上位のPro版やマイクではなくライン入力に対応したI/O版がリリースされています。ただどのアプリも数千円はしますから、ちょっとダウンロードして遊んでみよう...というノリでは手が出ませんね。それに、プログラムが優れていても入り口のマイクロフォンの性能を考えると使い道は?です。でも私、この3つのアプリはiPhone購入と同時に入手致しました。

音を扱う上で欠かせないのがdB(デシベル)という単位。これは音の大きさを対数で表す数値ですが、電力で言うと10dBで10倍とか20dBで100倍といった単純な値は覚えていられますが、半端な値を扱う場合や、電圧と電力では値が異なりますので、そんな時重宝するのがdBCalcです。dBVとかdBuなどの表示切替も可能です。こちらは無料でダウンロード可能です。

さて、ここまでは計測や計算に関するものですが、もう少し遊べるオーディオアプリは無いか!と考えると、私のiPhoneには録音系のアプリが入れてあります。Four Trackは4chのMTRと考えればわかりやすく、録音済トラックをプレイバックさせながらオーバーダブが可能です。記録自体は44.1k/16bitですからCD相当の音質で、トラックが足りない時にはアプリ内でMixdown出来ますし、WAVファイルをWiFi経由でPCに転送すれば最終的な音作りをProtoolsでも行えます。

そしてそんなFourTrackとの連携を面白くしてくれるのが同メーカーからリリースされているHeartbreakerです。こちらはドラムのリズム音源で、小節単位でループを組めば簡単にリズムトラックを作成出来ます。最近ではPC用のDTMソフトで本格的なリズムを組むのも簡単になりましたが、このHeartbreakerはそこまで本気にならなくても簡単にリズムが作れますし、EQやコンプレッサーも内蔵していますから、キックのアタックを強調したい...なんて遊び心も擽ります。そしてこのアプリで組んだファイルをFourTrackに連携させれば簡単に上物が載せられるというわけです。そこまでやった事はありませんが...。

iPhoneはPCの代わりに映像を扱おうと思うと、処理も遅いですしディスプレイも小さいですから無理が伴うことも少なくありませんが、こうしてオーディオに使うには色々な可能性があると思っています。もっと色々なアプリが出てくると面白いですね。

   

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