Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

車より自転車を選んだのは健康を考えての事

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diary4616

トレンクルに少し手を入れたので試運転がてら多摩川土手まで行ってきました。我が家のある西東京からですと今週開通したばかりでGoogle Mapにすら載っていない ”広い道” 1本で行けるようになりました。開通したのは西東京付近のみですが、そこから続く武蔵境通りや鶴川街道道にも自転車レーンが設定されているので交通量が多い割に自転車でも走りやすいのです。

ただ今日はちょっと風が強く、行きはよいよい...帰りは向かい風。35kmのコースがなんだか長く感じましたね。多摩川土手を走っていると、多摩川競艇近く(と言っても数百メートルは離れている)に子供が遊べそうなちょっとした池があって私は時々ここで一息つきます。以前にもトレンクルがひっくり返った写真を撮りましたが、今日は雲が綺麗でしたから再びここで撮りました。

無風だと水面に綺麗に反射しすぎてしまい、普通に撮った写真をひっくり返したのかと思われてしまいがちですから、程よく風に吹かれて僅かに揺らぎが出るくらいが一番綺麗だと私は思っています。今日はどちらかと言うと強風で逆にさざ波が強く出てしまい全然反射しなくなってしまいますから、丁度良いタイミングを待つのに結構時間が掛かりました。そして、良し撮れた!と思った直後、強風でトレンクルはあっけなく倒れ、取り付けたばかりのサドルには早くも使い古しの勲章が...。まあ仕方ないですね。

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出発前に手を入れたのはハンドルポストのガタツキ対策。これは折畳み自転車の宿命ですが、2つ折りハンドルポストの蝶番(ちょうつがい)部分に徐々にガタが出始め、走行中にも若干のぐらつきを感じるというもの。こんなものだろう!と割り切ればそれで済むのでしょうが、私の性格上こういうのはかっちりしていないとどうも気持ちが良くないのです。

原因は蝶番部分の上下2つのパーツを連結するシャフトを通す穴が長年のストレスで微妙に大きくなり、結果的に上下のパーツ間に僅かなクリアランスが発生するためと思われ、対策としてはこのクリアランスを埋めるためのシム(ライナー?)を製作し間に挟み込めば良いはずです。

早速手元にあった0.3mmのアルミ版で試作してみました。センター付近には頭の飛び出たキャップボルトが鎮座していますから、今回のように被せ型で製作する場合は真ん中に8mm程度の穴開けが必要です。型取りは位置決めをしてプラスチックハンマーで軽く叩けば簡単です。

0.3mmという厚みが今回に限ってはドンピシャで、ガタツキのガの字も無くなりました。剛性感はもともと期待出来ないトレンクルですからやっぱりこういう所をかっちりさせるだけでフィーリングがぐっと良くなりますね。

そして35km試運転後...。元通りのガタツキに戻ってしまいました。どうやらこの蝶番部分、パーツ同士が接するのは上下面だけではなく側面でも受け止めており、更に側面は片側2ヶ所(計4ヶ所)が僅かに突起しておりその部分に力が集中するようです。上下に潰されるような力が掛かるとばかり思い込んでいましたが、側面に関しては横滑りのように力が掛かりますからアルミでは強度が足りず4ヶ所のうち1ヶ所はちぎれかけていました。次の試作は素材の再検討が必要ですね。加工のしやすさからして真鍮あたりかと考えていますが、加工がし辛いようなパーツじゃないと同じ事になりそうですね。そうなるとステンレスか...。

コメント

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  1. 私もシムで調整してましたが完全に収まらないので、25mm幅のC型クランプ(100円ぐらい)でヒンジを上下で止めて対処しました。何かいい方法があればいいんですがw

  2. 花瓶さん

    こんにちは。C型クランプですか、そういう方法がありましたか。恐れ入りました。私はその後性懲りもなくもう一度このシムを作りまして(今度はもう少し手前まで被さるよう大きめサイズ)、しっくりくる感じに治まりました。ただそれも普段折り畳まないからなんですが、頻繁に折り畳んだりすると多分またちぎれてしまうと思いますw そしたらまた作るってことですかねw

    今後ともよろしくお願いします。

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