Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

こんなふうに楽器店を訪れるのは何年ぶりか...

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いえ、購入するつもりは無いんですよ、ちょっと見ておきたいだけです。見るだけならタダですからね...。先日から探しているギターVG-00。

実際のところもうとっくに作られていないモデルのはずです。今から17,8年前に話題になって以来、しばらく沈黙を続けていて、その後2008年くらいにVGブランド自体は復活したように思いますが、少なくとも00は再販されていないと思います。そして今となっては楽器店で話を聞いても「VGねぇ〜最近見ないねぇ」といった感じ。ネット検索してもVGなんてメーカーは無いわけです。製作しているのは寺田楽器さんですからね。しかもその寺田楽器さんもWEBページは存在しません。情報薄...。

関東地方で唯一手に取って見れたのは本日訪れた神奈川県平塚市にあるヨネザワ楽器。と言ってもモデルは00ではなく01RC。私の記憶にある00との差は、ピックアップHighlander IP-1が付いていないのとブリッジ形状の違い。ボディ形状は00と同じ気がする...。

実機を見に行ったわけですから見た目よりも弾いてみて音の善し悪しを判断したいところ。店員さんに試奏をお願いすると「すみません私ギターのチューニングが出来ません」と言われギターだけポンと手渡されました。この対応が実によろしい!。

一般的に展示されているギターは弦が緩めてありますから試奏をお願いするとまず店員さんがそこそこにチューニングしてから渡してくれるものですが、多分入ったばかりのアルバイトさんだったのか、全くギターを弾かない方だったんでしょうね。多くの店員さんはその状況であれば電子チューナーを親切そうにポイッと渡してくると思いますが、それをせず「チューニングが出来ません!」と言葉にするのは結構な勇気が必要だったと思います。ちょっと信頼出来る楽器屋さんだと思いましたね。

そんなわけでチューニング自体は自分で行い、早速弾いてみるとこれがなかなか良いのです。GibsonのL-00みたいに小さなボディですが厚みがかなりありますから低域がしっかり出て下から上までのバランスが凄く良いのです。ただ私が持っているK.Yairiの100RFに近い感じなので刺激が少なかったのも確か。シダーTop、ローズウッドSide&Back、エボニーBridge&Finger Boardで素材が全部一緒な上にボディ形状も似ているからでしょうか...。実はこのモデルにはSide&Backがマホガニーのモデルがあるのでそれも弾いてみたいですね。確か大阪に1本あるはず...。

一つだけ好きになれないのはブリッジ形状。00の時にブリッジ剥れが良く出たらしいですからその対策も兼ねての事だとは思いますが、01ではヒゲ男爵のヒゲみたいな形になっています。ブリッジの先端がもっとストレートラインでまとまっているほうが硬派な感じがして好きなのだけれど。

ちょっと気持ちは揺れましたが、再来週大阪に行く予定がありますからそこでマホガニーも弾いてみようかと。で、結局...って話になりそうな気がするけれど。

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