Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

これは素晴らしい

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diary4677 diary4678

昨日、携帯音楽プレーヤーAstell & Kern AK120を購入しました。お得意のヨドバシカメラは発売当日お昼の時点で在庫無し!。初回入荷分が売れてしまったのか、そもそも入荷すらしていないのかは不明ですが、いきなり ”入荷待ち” の札付きになっていました。展示品は出したばかり!という感じでしたからきっと予約者優先販売にて売り切れてしまったのでしょうね。ネットで確認したところヨドバシカメラ全店で在庫を抱えていたのは京都店のみでした。

どうしてもその日のうちに入手したかったため、お隣のビックカメラに足を運び在庫確認。前のモデルであるAK100のみが展示されているところを見ると望みは薄かったですが店員さんに確認したところ5分ほどして小さな箱を持って登場! お値段を尋ねるとまたも5分ほど姿を消して再登場、値下げ交渉にて今度は完全に身を隠したと思いきや10分程して再々登場! さすがに一言物申したかったですが入手出来たので良しとしました。

AK120は192kHz 24bit音源に対応するハイレゾプレーヤー。今後のバージョンアップでDSD音源にも対応するそうです。しかもDual DAC!。つまり、L/Rで独立したDAコンバーターを積んでいるという事。入り口から出口まで全てデジタルで完成する映像と違い(光学部分はアナログだけれど)、音の世界は入り口と出口はアナログで内部記録や内部処理のみデジタルですから、アナログからデジタルへ、逆にデジタルからアナログに変換する部分、ADC、DACの性能が音質に直結します。この製品はそこんとこ拘ってますよ!っていうのがうたい文句なわけですね。

で、実際に使ってみました。正直驚きましたね。いくつか所有しているハイサンプリング音源は勿論素晴らしい音で聴けるのですが、いつも持ち歩いているiPhoneに入れていた音源も試しに入れて聴いてみたわけです。そしたら目から鱗なわけです。CDをiTunesで1/5程のデータ量に圧縮した音源ですから44.1kHz 16bit 256kbpsの再生がです。S/Nとチャンネルセパレーションがとんでもなく良いので全くの無音から音が出るのが分かりますし、気持ちが悪いくらいL/Rの定位がはっきりしています。更に、3オームという出力インピーダンスの低さが結果的にダンピングファクターを高くしているせいか、音が止まるのです。低域がパッっと止まる気持ちよさ! そしていっきに無音なわけです。

プロ用機器では当たり前のスペックではありますが、これだけ気持ちよく聴けるプレーヤーはプロ用でもなかなか無いかも知れませんね。音質に関しては全く文句の付けようがありません。

ただ一つ勿体無いと思うのはUSBが2.0規格なこと。ハイレゾデータはアルバム1枚がCDの5倍近くありますから3GBオーバー。AK120はmicro SD 2枚差しと内蔵メモリーで192GBの大容量。音楽データ入れ込むのに何時間掛かるのか...。やっぱりこういう機器こそUSB 3.0規格を採用するべきでしょう?

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