Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

カメラ保管庫を眺めていて思う

By
All Photo by inos

自宅で大切なカメラを保管しているカメラ庫。このサイズ感でカメラを保管するというと一般的には防湿庫を用意するところですが、その場合ワインセラーのような見た目がインテリアの一部としては浮いてしまう気がして、私はこうしたウッディーなオリジナル保管庫をオーダーで作ってもらって愛用しています。

檜という素材は勿論ですがそもそも防湿目的で設計していませんので隙間だらけで密閉性は皆無ですが、そもそも我が家は常にカラッと乾燥していますのでカビ防止剤をいくつか庫内に放り込んでおく程度で十分最適な保管環境がキープ出来ています。湿度を嫌うなら隣に水槽なんぞ置くでない!と言われそうですしね。

こうした温かな雰囲気のケースはクラシカルなカメラを並べておくだけで幸せを感じられます。この写真に見えているカメラやレンズは右下のFUJIFILM X100S以外は全てフィルムカメラですがアンティークな保管庫には上手く馴染んでいますよね。

さてこの保管庫、製作してから既に7年ほどが経過しておりオイル仕上げの表面は完全に乾燥しております。一般的にはこうしたウッド製品にはワトコオイルのようなものを塗るか、ラッカー系で仕上げるか、天然由来のオイル仕上げにするかのいずれかだと思います。この保管庫に限って言えば製作会社の担当者からはオリーブオイルを塗り込めと言われた記憶があります。

でもどうでしょう、自宅の明るい雰囲気との調和を意識すればこれ以上ワックスを重ねて色が濃くなるとインテリアとしての馴染みが悪くなりそうです。逆にサンドペーパーで全体を磨き直して白木の状態にするというのも手でしょうか。今のままでも良いと言えばそんな気もしますし...。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)