Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

あれ、意外と普通のカメラなんじゃないか...

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All Photo by inos

Nikon Dfの第一印象が予想に反してちょっと期待外れに思えた件...。ついにオフィシャルな情報としてDfが公開されましたね。先行流出していた画像から見るシルエットは確かに嘘ではなかったけれど、仕様に関する情報はちょっと行き過ぎた感もあって、フタを開けてみたらハイブリッドビューファインダーではなかったですしミラーレスでもなく普通の一眼レフでした。

実物を見たわけではありませんから好みを言うのはまだ早い気がするのですが、少なくとも公開された外見から感じるのは随分ずんぐりむっくりである事とやたらボタン類が沢山ある事でしょうか? フィルム時代のFM2やF3を若かりし頃と例えるなら、「Dfは随分太ったね...昔はスリムだったのに、しかもシミやそばかすも増えたわね...。」こんなところでしょうか。実際は太ったわけではなくて、Dfの横幅がかなり小さく結果的に奥行きが増えたように見えるだけだと思いますが、とは言え正直なところNikonの一眼レフをミノックスがデフォルメして作ったみたいなデザイン。

中身の事を言えば、せっかくこういったコンセプトのカメラを出すのであれば極力電子的な匂いのするボタン類は排除して欲しかったですね。願わくば背面液晶ディスプレイすら付けないくらいの。フィルムの時は撮影直後に結果の確認などしなかった(出来なかった)わけですし、ボタンをポチポチ押してモードを切り替えたりする操作も多くはありませんでした。デジタルになっても家に帰るまで結果が確認できないカメラがあっても良いと思いますけどね。家に帰ってから家族で写真を見るなんてのが昔は当たり前でしたし、それが楽しかった。

アナログに求める部分ってきっとそんなところだと思います。

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