Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

東京モーターショー 2013 (3)

By
All Photo by inos

diary4996

モーターショーの楽しみの一つは、公道で見かけないような車の展示だったりします。高額すぎて所有者が少ないためめったに見かけないという車もあるでしょうし、そもそも公道を走れないという車もあります。今日はそんな ”実用性” よりも ”遊び心” を優先した車ばかりをまとめました。

KEN OKUYAMA DESIGNというブランドで展示していたこの車、ハンドメイドスポーツカーらしいですが、ラインが凄く美しいですね。フォーミュラカーに近いですが、乗り味はスーパーセブンみたいな感じなんでしょうかね。これなら日本の公道も走れそうですね。

ところが私の心を動かしたのはこの車よりも後方にあるデザイナーズトラクター? のような車を眺める仲の良さそうな親子3人。写真の主役は間違いなくあの3人ですね。この車の前を通り過ぎて「あったあった!」と言葉に出しながらトラクターの前に立つ姿を私は見ていましたから、どうしても写真に残しておきたかったのです。スポーツカーには目もくれず、一目散にトラクターですよ。羨ましい親子ですね。

diary4997 diary4998

diary4999 diary5000 diary5001

私としては巨大メーカーの大げさな未来像よりも、学生によるこうした実験車的な車に興味があったりします。やっぱり社会の常識に固められた大人よりも、夢いっぱいの学生さんは現実よりも理想を形にしようとするのか、見ていて「お、こりゃ面白いね!」と感じるものが多いですよね。

学生が自ら構想、設計、製作した車両による競技会として学生フォーミュラ大会というものがあるらしく、その車両が真っ赤なじゅうたんの上に展示されていました。学生とは思えないくらい本格的な作りでスポンサーまで着いている事に驚きましたね。こんな車でレースをしたら本当に面白そうです。何よりこのサイズ感がイイ! 安全面などはどういう決まりがあるのでしょうね? 私がもし今学生だったら、是非車造りから参加させていただきたいです。

小型の電気自動車も展示されておりました。これまた学生さんだというのだから驚いてしまいますね。前後に二人乗りという設計はスペース的に少々無理があるような気がしないでもないですが、メーカーが作るコンセプトカーくらいの出来栄えですよね。どうなんでしょう、これまでのようにエンジンを使った車よりも電動の方がいろんな面で作りやすいんじゃないでしょうかね。熱とか音とか、スペース効率とか。ただバッテリーの事を考えると重量的には必ずしも良い事ばかりとは言えないでしょうけれど重量配分はしやすいですよね。学生さんにはこれからも面白いものどんどん作って欲しいです。

diary5002 diary5003 diary5004

他にも面白い車は沢山ありましたが今回はそれほど多くの写真を撮りませんでしたので、この辺りで ”まとめ” でしょうか。左の写真の車両は始めてみましたが、真ん中の写真のT-REXと呼ばれる車(バイク?)は実際に品川の公道を走っている姿を見た事があります。ネットで調べてみたらKawasakiバイクのエンジンを搭載した3輪車という位置づけで価格は700万円オーバーなんですね。サイズや重量を考えれば相当スポーティーな走りが期待できそう。春や秋の箱根は最高でしょうね。

ビッグサイトは幕張メッセと違って建物のレイアウトが複雑ですから、西ホールへ行ったり東ホールへ行ったり、エスカレーターで上へ下へととにかく移動します。そして迷い込んだのがトミカコーナー。大量のミニカーに囲まれた子供用スペースといったところでしょうか。実際は多くの大人が取り囲んでいたわけですが...。

せっかくなので甥っ子や姪っ子に限定品のミニカーでも買っていこうかと思いましたが、レジに並ぶ列が40分待ちと言われ断念...。この会場で欲しい物が出来るのは子供だけじゃないんです! 皆我慢しているのです! 今回は我慢しなさい!

たった2時間ちょっとの短い私の東京モーターショー。そしてこの後帰宅してあの発熱に魘される事になりましたとさ。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)