Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

軽い気持ちで始めた作業

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All Photo by inos

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愛車MINIのフロアマットを新調しました。もう遠い過去のようのな気がしていましたが、今月初めに開催されたJAPAN MINI DAY in 浜名湖で購入しようと思っていたMINI DELTAさんのマットです。現地では在庫無しにて購入できず、結局ネット通販というありふれた手段となりました。

このマット、デザイン的に純正のようですし、毛足も長くてフカフカですから気持ちが良いです。ただ、数年前に見たこの商品は確か裏側がゴム素材でイボイボが付いていたように記憶していますが、実際届いたものはグレーの布生地でした。多少のマイナーチェンジがあったのかもしれませんね。

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これまで使い続けてきた純正のフロアマット。ご覧のように裏側がボロボロになってしまって内部のスポンジが経年変化で粉々になり運転席の足下は ”きな粉” をまぶしたかのように汚れます。洗車場の掃除機で時々奇麗にしていたのですが、最近はそれさえやり切れなくなるほどでしたから取り換え次期だったという事ですね。今後は清潔に乗れそうです。

さて右の写真にはフロアマット以外にも何やら銀色のキラキラしたロール状のものが写っておりますが、こちらはフロントウィンドウとリアウィンドウ用のウェザーストリップフィニッシャーモールです。安売りだったので買っておきました。

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私のMINIのフィニッシャーモールはまだ言うほど劣化しているわけではありませんが、それでも少し黄色っぽく変色していて内部のアルミも錆のような黒いポツポツが無数に出ていてとても奇麗と呼べる状態ではありませんから、この際交換してしまいます。

病み上がりとは言え体調は完全復活していますからどこかお出かけでもしたいところですが、あまり無茶もいけないと思い日向ぼっこの意味も含めて今日は駐車場でこのモール交換作業に集中。

まずは手始めにリアのモール交換作業。フロントより足場を確保しやすいですから楽な姿勢で作業が出来るのです。古いモールをぴ〜っと一周取っ払い、後は新しいものを詰め込むだけ...。言葉にすればそれだけです。特別な技術とか機械が必要なわけではありませんから誰でも出来ると思います。唯一、あると便利と言われていた交換ツール(写真右)も購入しておきましたからあとはやる気と根気!

始めたのは13時を少し過ぎた頃。30分もしないうちに後悔しましたね。新しいモールが全然入らないのです。寸法が合っていないとかそういう問題ではなく、単に硬くて入り辛いのです。実はこの写真を撮った時点で15分くらい格闘していますが、それで10cm程しか入っていないわけです。購入した専用ツールも殆ど役に立たず...結局マイナスドライバー1本でこの後の作業を続けました。恐らく原因はウェザーストリップのゴム自体が経年変化で硬化してしまっている上に、この時期ですから気温が低くカチンカチンなのです。そして私は窓ガラスの周囲には油の類いを塗りたくないので指の力だけで押し込んでいきますからそりゃ入らないわけです!

どれくらい時間が経過したでしょう...。日はとっくに暮れ辺りは暗くなり手元が見えなくなって今日の作業は断念しました。町内放送の夕焼けこやけが鳴り響いてから30分以上は経過していましたから17時頃だったでしょうか。多少の休憩や写真撮影を行っていた時間を差し引いても3時間半くらいは格闘していたことになります。それでもリアのモールがまだ2/3くらいしか完成していません! 途中からはわがまま言っていられず、油を使って効率を優先したのですがもう指に力が入らないのです。この分だと明日午前中いっぱい掛けてようやくリアが完成する感じでしょうか。

フロント...ですか、もう多少汚くても良いんじゃないでしょうか! それくらい心が折れそうです。

コメント

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  1. あああ!やってしまいましたね。笑い事では無いのですが読み進む前に「やっちゃったんじゃないか」と思って読んでいたらやはりやってしまっていたようで笑いが止まりません。いやすいません・・・。

    そうなんです、このウィンドウモール入れ、実は凄く大変です。
    市販のツールは正直使い物になりません。ですのでよくやる人間としては自分でツールを造ってしまいます。実際私も作りました。
    油は確かに必要ですが塗装屋は油が厳禁なので石鹸水を使っていました。これなら飛び散っても問題無いですから比較的豪快に使える筈です。
    週が明けたらツールを送りましょうか?ただこれがあっても一番は「慣れ」が必要なのでやはり大変だと思います。十分に理解したと思いますが、この作業は途中で休む事が出来ないのですよ。あのツール先端の菱形の部分が出ちゃうと面倒なので最後まで力が抜けないのです。それ故に相当の力と精神力が必要でして、すっかり現場を離れた今の私がやっても上手く行くかどうか・・・と言うくらいです。

    そしてお察しの通りフロント側はカウルパネルから前のボディ部分があるのでリヤ以上に大変です。多分腰をやられます。
    何とかリヤを終えたら後はiRさんに駆け込んで何とかして貰うのが宜しいかと・・・。またはリヤガラスをガムテープで固定してそのまま突入する手もありですかね。ただしガムテープだらけのリヤビューでiRまで行く勇気がinoさんにあるかどうかですが(笑)。

  2. pro-fitさん

    これは本当に笑いましたね。MINIが現役で製産されていた時代、月間何百台って車が作られていたとして、あの作業を全て手作業で行っていたとすると、ピラミッド造るのとどちらが大変だろう? というくらい、想像するだけで尊敬しますねw!!

    お手製ツールをお送り頂けるとのお気遣い有り難うございます。でもなんとかリアだけは仕上がりましたので大丈夫です。フロントはもう手を付けません! 素直にiR MAKERSさんに持っていきますw

    石鹸水、言われてみればそりゃそうだ!という感じで、自転車のハンドルグリップとかは正に石鹸水を使って取り付けていたりするんですが、なぜ今回思い浮かばなかったのか? むしろ油より先に試しそうなものなのに...とちょっと後悔しました。しばらくは洗車で油膜の嵐になると思いますがまめに拭きとる事にします。

    何はともあれ、とりあえずは出来上がったのでほっとしております。心配されたRの部分も中のアルミがシワシワになったりせず奇麗に仕上がりました。MINI DELTAさんの新製品でそれがうたい文句だったので、つい釣られて作業開始となったわけですけどね...。色々アドバイス有り難うございました。

  3. 私もなんとかリアをやって フロントに取り組むまで3か月かかりました 何とか出来ましたけど もうやりません

  4. hiroshiさん

    コメントありがとうございます。
    そうですね私もまずアクセスの良いリアから始めたものの相当苦労しました。話によるとフロントはアクセスの悪さによる作業のし難さはあるものの、モールの入れやすさという意味ではリアよりやりやすいと聞いた事もあります。

    いずれにしても見た目よりずっと大変な作業ですね。

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