Campagnolo（カンパニョーロ）製シートクランプが届きました。トレンクルのシートピラーを固定するパーツです。ノーマル品（写真右）と比べると恐らく十数グラムの軽量化。でも今回の目的は軽量化では無く、この形状にあります。

カーボンシートピラーは締めつけ過ぎると割れてしまう恐れがある為ピラー全体を均一に締めつける事が理想ですが、ノーマルシートクランプは左右対称に締めつける為、一見しっかり固定出来そうに思えますが、強く閉めるほどネジのある一点のみに力が入ります。極端な話、丸いシートピラーが卵形に押さえつけられるという事になります。

そこで今回購入したシートクランプの登場です。ネジ一本で固定する仕組みはノーマルと変わりませんが、ネジの角度が斜めになっている、いわるゆる ”斜め止め” です。シートチューブの切り欠きをこのクランプの三角印の位置に合わせて締めつける事でピラーを巻き付けるように締めるわけです。

なぜコレが必要になったのかって？そう、ノーマルだと走っているうちにサドルが下がってくるのです。他にも各メーカーから同様のクランプがリリースされていますが、やはりCampagnolo製が一番精度が高く信頼出来るようです。ちなみにCampagnoloはイタリアを代表するパーツメーカー、自転車好きは最終的に、日本のShimanoかイタリアのCampagnoloか．．．という選択になるようです。