Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

30年前にも同じ花はあった

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All Photo by inos

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正直目を覆いたくなるような現実に直面したのは約1ヶ月前に訪れた井の頭公園。有志が集い長期に渡り清掃された巨大な池にはもう奇麗な水が入っている頃だろうと今日再び訪れてみる事にしました。

真冬の寒さと言われながらも沢山の人が集まってきていたのは今回の大掛かりな清掃の甲斐あっての事だと思いたいですね。透き通った水で池の底までがくっきり...とはいきませんが、それでも投げ込まれていた250台もの自転車が撤去されたというだけで安心して池の周りで遊べますね。もうすぐ桜のシーズンだからといって酔っ払いが飛び込むような事だけはして欲しくないです。

公園の脇には実際に池の底から引き上げられたゴミや実物大の魚の写真が飾られています。1メートル越えの外来魚が沢山捕れたというのはTVニュースにもなっていましたが、私の目に留まったのは昔懐かしいガラス製のファンタの瓶!。グラマラスなコカコーラの瓶は今でも500mlペットボトル等で再現されていますがファンタの瓶は何十年ぶりの再会でしょう...。ゴミはゴミでもなんだかタイムカプセルでも開けたような気分になれました。もう30年近く前のシルエットですね。

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池の周囲にはこれまで通り沢山の大道芸人さんやフリーマーケット、路上ミュージシャンなどが催し物をしていました。平和を絵に描いたような週末こそがここ井の頭公園の特徴です。

カメラを持っている方は出来るだけ奇麗に撮ってください!と言われたので、こちらに目線をくれた瞬間を撮ったつもりでしたが、帰宅後の現像段階でそれが外れてしまっていた事を知りました。やはり晴天下で液晶画面での撮影はこういった細かなところまで見えないという欠点がありますね。EVFやOVFでの撮影なら何とかその場で見えたと思いますが今日はファインダーレスのRX1でしたので致し方なく...。それでも ”もうすぐ春” という感じの明るい写真にはなったかと。

園内にはあちこちに梅の花が咲いていました。毎年、桜シーズンに向けての前説的存在の梅ではありますが、葉っぱすら残っていない冬の枝にこの花が咲き始めると、途端に景色は明るさを増し人々の心もゆっくり動き始めるようなそんな雰囲気が感じ取れます。

暖かい日差しの週末にちょっと公園でも歩いてみようかな...そんな気持ちで訪れた人にはドンピシャのサプライズですね。

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