Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

過去最高に難しいと感じた

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All Photo by inos

予定通り本日公開しました。DJI Phantom in 奥多摩工業氷川鉱山曳索鉄道氷川線。少し不気味な無人のトロッコ橋。

前回の狭山湖とは対照的に下調べ無しのぶっつけ本番。今回最大の難しさはGPSが受信出来ない事。DJI Phantomは飛行中GPS信号を受信して位置の特定や機体の移動状況をフィードバックさせ自立安定性を保つのですが、今回は山奥深い地理的条件から天頂付近のGPS信号のみしか受信出来ず。PhantomはGPS信号を受信出来た事を示すグリーンLEDの点滅を確認してから離陸するのがセオリーですが、この場所ではいつまで待ってもイエローLEDのまま。それを承知で離陸させる怖さときたら...。

気をつけないといけないのは、上空を飛んでいる時はかろうじてGPS信号を受信して安定していますが、そのままの気持ちで橋の高さくらいまで高度を落としてくるとGPS信号をロストして急に風で流れるようになるのです。一般的なラジコンヘリ同様に常に当て舵を打っていないと機体は空中で止ってくれません。

更に本編ではあまり映っておらず気になりませんが、これだけ山奥なのに地上付近には電線が結構張り巡らされておりまして離陸はそれらに引っかからないように間を抜けていき、更に昨日の写真にもうっすら写っているように、橋の上空には高圧電線が通っていますから、飛行は地上の電線以上、上空の高圧電線以下、今回1stカットに使用した水面近くから上昇していくような飛行は生い茂る木々の隙間を縫うように飛ばさなくてはなりませんが、その高度はGPSが使えないというかなりの難易度。

映像本編にはわざと危なかったシーンもいくつか入れてみました。本当に危険だった時の映像は「こんなの危険だろう!」とクレームがつかないようカットさせていただきました。え、これ以上危なかったの? って感じですよね。

本当はトロッコが動いている姿を撮りたかったのですがきっと平日しか動いていないんでしょうね。橋の上で止ったままのトロッコも不思議な感じがしてまた良いですが。素材が少なめなのは承知の上、追撮の予定はありません! 次ここで飛ばしたら確実に墜落します。

動画は音が出ますのでお気をつけください。

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