Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

大事にしたいのは中身より存在感

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diary5985

朝は一杯のコーヒーから...なんてこ洒落た生活は送っておりませんが、時々飲みたくなるんですよね。実際は言うほど好きな飲み物ではなくむしろお茶のほうが ”水” に近くて日常的です。

コーヒーとパンは出来あいのものではなく作っているその場が好きで、コーヒーなら焙煎しているお店、パンなら焼いているお店、そこからこぼれてくる香りに至福を感じます。

恐らくこれらは実際に食べたり飲んだりしている時よりも、たまたま近くを通りかかった時に感じる事のほうが多く、そういう意味では街の洋食屋さんの裏を通りかかった時にナポリタンの香りがしてくるのにも共通するするかもしれません。流石にあれは換気扇の排気なので清潔なものではないかもしれませんが。

私自身味に関しては相当オンチで、モカは酸っぱいよね? ブルーマウンテンはちょっとマイルドだよね? くらいのものなので素材には拘りが無いのですが、扉を開けた時に感じる 「お、コーヒー入れたよね?」 という空気感は大事にしたい...! 自宅ではなかなかあの感じ出せないですね。

コメント

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  1. By イタリアン・ジョブ

    今回の話を読ませてもらいながら現在ははドトールコーヒー(だったかな?w)になってしまった銀座線の浅草駅から東武浅草駅への地下通路にあった喫茶店の事を思い出してしまいました。
    傾斜をした通路脇にある2坪くらいの広さしかない喫茶店でしたが、ここで飲むコーヒーとホットドックは今となっては忘れられない味です。
    食材等がそれなりの物でも一手間をさり気なくされたホットドックは懐かしさを感じられる味で美味しかった記憶があります。

    小生は栃木県日光市在住の者ですが、冬の屋外から戻って寒く凍えて悴んだ両手でコーヒーカップを抱えるようにして手を暖めてからブラックコーヒーを飲む時は再び体に命が吹き込まれるような瞬間です。
    でも寒くてすぐには飲めず、先程も言いましたように手を暖めコーヒーカップから立ち上る湯気と薫りで口や鼻腔を暖めからではないと飲めないのが悲しいですがw

    他愛も無い話をしてしまいましたが、今回はそんな事を思い出させて頂けました。

  2. イタリアン・ジョブさん

    こんばんは。

    記憶に強く刻まれている風景がある日見たら形を変えていた...。よくある事ですがちょっと寂しい気持ちになりますよね。もしかしたらそのホットドックを今食べたら記憶の中の味ほどではないと感じるかもしれませんが、そこが時間が止ったことによる魔法というか。人の心の中では当時の環境や感情が上手く連鎖して大事な思い出をより暖めてくれるのでしょうね。

    私も長野(南部)出身ですので寒さの中で温かい飲み物を両手で抱える気持ち分かりますよ。もはや手が冷たすぎて痛かったりもしますけど。やっぱり物事は関連性ですね。寒くなかったらそのコーヒーの有り難みはそこまでではなかったと思います。

    毎日は些細な事の積み重ねで出来ていると実感しますね。

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